そんな中、SIMフリースマートフォンで人気の価格帯である3万円前後のミドルシップモデルで、カメラ機能がハイエンド機種並みに特化された機種がリリースされました。Xiaomi(シャオミ)の「Redmi Note 10 Pro」です。1億800万画素のカメラセンサーを搭載し、ハイエンド機種でも一部の機種にしか搭載されていない高い画素数になっています。
ミドルシップモデルとして十分な機能
Redmi Note 10 Proは、Android 11をベースにしたOS「MIUI 12」のほか、6GBのメモリー、128GBのストレージを搭載。CPUに「Snapdragon 732G」を採用しています。ボディサイズは約76.5×164×8.1(幅×高さ×厚さ)mm、重量は約193gと、ミドルシップモデルとしては十分な機能を持っています。SIMはDSDV対応のデュアルSIMとなっており、5Gには非対応なものの、VoLTEに対応しています。SIMスロットは、2枚のSIMのほかにmicroSDメモリカードを入れることができるため、メモリを多く使用する人でも使いやすくなっています。
ディスプレイは、6.67インチの有機ELディスプレイ(2400×1080フルHD+)でタッチサンプリングレート(1秒間に画面のタッチに反応できる回数)機能が高く、ゲーム表示などに向いています。
1億800万画素のカメラ機能を搭載
特徴であるカメラですが、メインカメラは4眼を搭載しています。標準カメラが約1億800万画素となっており、超広角カメラ(約800万画素)、望遠接写カメラ(約500万画素)、被写界深度センサー(約200万画素)となっています。フロントカメラは約1600万画素です。1億800万画素の作例
ここからは、Redmi Note 10 Pro1億800万画素カメラで実際に撮影した例を紹介します。メニューから「180」を選択すると1億800万画素モードとなります。撮影データは、1万2000×9000ピクセルという巨大な写真になります。 ・中央部分をトリミングした例トリミングしても2000×1300ピクセルありますので、高解像度な写真になります。 ・ナイトモードを搭載
ナイトモードを搭載していますので、暗いシーンでも手ぶれがなく、ノイズのない写真になります。 Redmi Note 10 Proは、NFC非対応、5G非対応、防水非対応など、ハイエンド機種に比べると搭載されていない機能はありますが、カメラ機能に関してはハイエンドに並ぶ機能になっています。3万円台という価格を考えると、非常にコスパのよい機種といえそうです。
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・Redmi Note 10 Pro