人間関係

あなたは大丈夫?「疲れブス」の危険信号を感じたときにやるべきこと

トラブルが起こったり、ハードな仕事が続いたりすると、鏡に映る自分の顔を見てギョッとした経験は誰にでもあるものでしょう。そんな体がボロボロなときは、どうしたらいいのでしょうか。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

あなたは大丈夫? 「疲れブス」の危険信号

疲れブス

中国では、「累丑(疲れブス)」というワードが話題になっているようです。これは疲労から、目の下にクマができたり、顔がむくんだりして、 “老け込んでしまった顔”のことをいうのだそう。

トラブルが起こったり、ハードな仕事が続いたりすると、鏡に映る自分の顔を見てギョッとした経験は誰にでもあるものでしょう。そんな体がボロボロなときは、どうしたらいいのでしょうか。

 

「疲れブス」時にやるべきこと1:とにかく、休む時間を作る

心身がSOSを出している時は、休むに越したことはありません。こんなときは、よほど急ぎの案件がなければ、極端な話、仮病を使ってでも休んだほうが、むしろ効率がいいもの。疲れているのに無理に仕事をしたら、はかどらないことも多いし、それで体を壊してしまったら、病院代もかかるし、回復するまで時間がかかるし、何よりも体が辛いです。

例えば、今、38度の熱が出たら、苦しくて何もできないもの。それを“38度の熱が出る前”に休みをとることで、未然に防ぎ、回復を早めるのです。そのほうが効率的です、だから、実際は熱が出ていなくても、「今、38度の熱が出た」と思って休みましょう。

健康ほど「当たり前のようにあるもの」だと思いがちで、失ったときに後悔するものはありません。体は資本です。体の調子が悪いと、何をしても楽しめないし、何を食べてもおいしく感じないですしね。つまり、人生において、一番、大事にしなくてはいけないものなのです。お金よりも、仕事よりも重要です。

だから、今ある健康を「当たり前のもの」だと思わず、「自分は日ごろから、“無理をしたら壊れやすい宝物”を持っている。それを失ったら、幸せが損なわれるくらい貴重なものだ」というつもりで、その宝物(=健康)をもっと大切にしましょう。

 

「疲れブス」時にやるべきこと2:とにかく寝る

せっかく休む時間を作ったのに、家でゲーム三昧では意味がありません(苦笑)。すぐに眠れなくても、ベッドに横たわって目をつぶるだけでもいいので、「今から、“睡眠”という名の回復薬を飲むんだ」というつもりで、とにかく安静にしましょう。

人は寝ている間に体の疲労回復だけでなく、成長ホルモンの分泌を促したり、免疫力を向上させたり、記憶を整理させたり、精神面を安定させたりしているもの。だから、睡眠は重要なのです。

もし質のいい眠りを経験したい人は、寝ることを目的にした「睡眠サロン」などもあるので、行ってみるのもいいでしょう。ただ、自分の家が一番安心できて落ち着く場所にしておくことは、幸せな生活を送るためにも、大切なことですよ。

 

「疲れブス」時にやるべきこと3:1人の時間を持つ

誰かと一緒にいると、気を遣ってしまう人は特に、「自分1人の時間」を持つようにしましょう。人に嫌われたくないと思ってしまう人ほど、相手の顔色を窺ってしまうので、“他人軸”になりがち。でも、人は“自分軸”でいないと、自分らしさを失ってしまうので、そういう人ほど、意図して自分の時間を作ることは大切です。

特に疲れている時は、相手に気を遣えない分、人と喧嘩をしたり、トラブルになったりしがち。だから、そんなときは、早く家に帰ったほうがいいし、寝てしまったほうがいいです。

1人暮らしでない人は、家族の同意を得られるのであれば、1人で優雅にホテルに宿泊して、リフレッシュするのもいいでしょう。たまには自分にぜいたくな時間をプレゼントしてみては?

 

“疲れブス”時にやるべきこと4:自分を喜ばせる

体の回復が取れたら、心の回復も目指しましょう。公園など、自然の多い場所に行って、植物からエネルギーをもらったり、好きなものを食べたり、楽しめることをしたりして、自分をたくさん喜ばせるのです。

見た目に表れるくらい無理をしたのだから、「自分にご褒美をあげること」は大切ですよ。

 

“疲れブス”時にやるべきこと5:今後は「無理しすぎない」ことを誓う

今回は、病気になるのを未然に防げたかもしれませんが、次はわかりません。だからこそ、日ごろから無理をしすぎないことを、きちんと自分に言い聞かせることが大切です。

そのためにも、常に自分の体と心の声をきちんと聞くようにして、疲れが出てきている時は、きちんと休むようにしましょう。

「自分のことを大切にする」のは、重要なことです。自分のことを大切にできるから、人のことも大切できる心の余裕が生まれますしね。

「疲れブス」になったら休むのはもちろんのこと、そもそも「疲れブス」にならないように、気を付けたいものですね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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