パンにつけたり、お菓子作りに応用したりと、実は出番が多いのがジャムです。
味の種類も豊富で、定番だとイチゴやブルーベリーでしょうか。業務スーパーにもジャムが揃っていますが、今回は3つのおすすめジャムを紹介していきます。
1:デンマーク産「Royal アップルシナモンジャム」
筆者はもともとシナモンが好きで、ジャムだけではなくお菓子でも「シナモン」とあると「おお!」と思ってしまいます。
業務スーパーでも、シナモン関連を探してしまい、見つけたのが「Royal アップルシナモンジャム」でした。
もちろんコスパもいいので即買い。パンにつけるだけでは終わらず、いろいろ組み合わせて食しています!
ただ貼られているシールで名称を見ると「りんごジャム」となっていました。ああ、やっぱりりんごが主役なのねと、シナモン好きの筆者は少し寂しくなってしまいました(笑)。
値段、容量は?
価格は税抜238円(購入時)でした。容量は400gなので、他のメーカーのジャムよりも多く入っています。またこのジャムはデンマーク産で、兵庫県にある株式会社神戸物産が輸入をしています。
原材料や栄養成分、カロリーは?
■原材料 Royal アップルシナモンジャムの原材料は、パッケージによると下記の通りです。■カロリーや栄養成分りんご、砂糖、シナモン/ゲル化剤(ペクチン:オレンジ由来)、酸味料、保存料(ソルビン酸K)。製造ラインでキウイフルーツ、ももを含む製品を生産しています。
100g当たりのエネルギーは187kcal、たんぱく質0.1g、脂質0.1g、炭水化物46.2g、食塩相当量0.03gです(推定値)。
■保管方法
未開封の場合には、直射日光や高温多湿を避けて常温で保存できますが、開封をしたら冷蔵庫で保管しましょう。
2:デンマーク産「Royal カシスジャム(プレザーブスタイル)」
2つめのおすすめは、上記のアップルシナモンと同じ会社のジャムのカシス味です。
ラベルにある「プレザーブスタイル」は、ジャム類の日本農林規格のこと。果実の全形か、一定以上の大きさの果肉片を残したもののことです(※1)。カシスジャムは粒がしっかりとした形で残っており、この規格に合っていることがわかります。
筆者がカシスジャムを選んだのは、アップルシナモン同様にカシスが好きだからです。ブルーベリーとはちょっと違う酸味があるというか。カシスを知ったがの大人になってからというのも関係してるかもしれません。
ブルーベリーやイチゴは比較的馴染みがあったのですが、カシスを子どもの頃に食べたことがないのです。要するに筆者の中で珍しいものという印象があって(笑)、だから選んでしまうのだと思います。
値段、容量は?
業務スーパーでのRoyal カシスジャムの価格は265円(税抜・購入時)でした。容量は400g。かなりたっぷり使えます。
原材料や栄養成分、カロリーは?
■原材料Royal カシスジャムの原材料は以下の通りです。
砂糖、カシス/ゲル化剤(ペクチン:オレンジ由来)、保存料(ソルビン酸K)。
■カロリーや栄養成分
100g当たりのエネルギーは193kcal、たんぱく質0.5g、脂質0.5g、炭水化物47.2g、食塩相当量0.05gです。(推定値)
■保管方法
未開封の場合には、直射日光や高温多湿を避けて常温で保存可能です。開封をしたら冷蔵庫で保管しましょう。
ちょっとした難点……なかなか蓋が開かなかった
アップルシナモンジャム、カシスジャムに共通しているのですが、蓋がなかなか開きませんでした。手首がおかしくなるのでは?と思うくらい頑張ったのですが、それでも歯が立ちませんでした。筆者の力が足りないのかもしれませんが、仕方なく湯煎に。力のある方が近くにいたら、開けてもらった方がスムーズかもしれません。
3.エジプト産「オレンジマーマレード」
このジャムはコスパを優先して買ってみたものです。エジプト産なので、あまり見かけないこともあって、興味がありました。輸入しているのは朝日商事株式会社です。
実際に食べてみると、ごく普通のマーマレード。珍しいエジプト産だからという心配は特に必要ありませんでした。
値段、容量は?
容量は330gで、値段は ここまで安いと、ちょっと不安になってしまうのが正直なところです。ただ原材料をみると、意外とシンプルなのでそれは安心材料かもしれません。お値段は125円(税抜)です。原材料や栄養成分、カロリーは?
■原材料オレンジマーマレードの原材料は、下記の通りです。
砂糖、オレンジ/酸味料、ゲル化剤(ペクチン)。
■カロリーや栄養素
100g当たりのカロリーは257kcal、たんぱく質0.1g、脂質0.0g、炭水化物64.2g、食塩相当量0.01gです。(目安です)
ジャムのアレンジレシピ・おすすめの食べ方
■レシピ1:生姜のジャム漬け
<材料>
- 生姜:50g
- アップルシナモンジャム:大さじ2
- レモン:チューブ5cm
混ぜた後は、3日くらい冷蔵庫で保管します(衛生面や保存環境には十分注意し、早めに食べ切りましょう)。
生姜が「しなっ」となってきたら完成。
1日目はまだ生姜が辛いのですが、3日くらいでジャムの甘味がしみてきます。紅茶に入れたり、お湯を注いで「生姜ジャム 茶」にするのもおすすめです。
■レシピ2:カシスジャムのスイーツピザ
<材料>
- ピザ生地(ナポリ風ピザクラスト):1枚(業務スーパーで購入)
- クリームチーズ:30g(業務スーパーのクリームチーズ。冷凍してありました)
- カシスジャム:大さじ2
ピザクラスト(冷凍のまま)に、クリームチーズとカシスジャムを塗ります。
180度のオーブンで20分焼いて完成。熱々よりも冷めてから食べる方がおすすめです。ジャムとクリームチーズは相性抜群なので、文句なしに美味しいです。
■レシピ3:マーマレードソース
<材料>
- オレンジマーマレード:大さじ1
- 白だし:小さじ1
- 麺つゆ:小さじ1
最初のうちはジャムがダマになっていますが、かき混ぜていくとトロトロになります。
白だしと麺つゆ、特に分離はしません。色はちょっと濃くなります。
ハンバーグがあったので、かけてみました。他ステーキやベーコン、ウィンナーなどにもあうと思います。
ジャムと一緒に業務スーパーで買いたいアイテム
ジャムを何と組み合わせるのがおいしいのかなと考えたとき、やはり業務スーパーの天然酵母食パンは外せません。
他にもクリームチーズ(税抜288円)と合わせてクラッカー(税抜98円)につけたり、おやつ感覚で食べるのが一般的ではないでしょうか。ジャム自体が甘いので、塩気があるお菓子(クラッカーやビスケット)がおすすめです。
蓋がしっかり閉まるので、空き瓶は手作りジャム入れに再利用
使い終わった空き瓶ですが、手作りジャムを入れるのに使っています。実は実家の母も同じで、子どもの頃から再利用がスタンダードです。蓋もきちんと閉まるので、使い勝手がいいんですよね。特に苺の季節になると、ご近所さんから苺を大量に頂くことがあり、それをジャムにします。筆者が住んでいる栃木県は苺の栽培も盛んなのです。
炊き出しか!と思うくらいの大きな鍋で作り、それを煮沸消毒した空き瓶へ。今年もきっと苺ジャムを入れることになると思います(衛生面には十分注意しましょう)。
業務スーパーのジャムはやっぱりコスパ抜群
業務スーパーのジャムは、とにかくコスパがいいです。味のバリエーションもあるので、何種類か揃えるのもいいと思います。ただあまりにも大容量のジャムを買ってしまうと、なかなか食べきれないという問題が発生してしまいます。長期間放置しているとカビが発生することもあるので、早めに食べられるような、大量消費のメニューなどを工夫をしていきたいですね。
<おすすめ度(5つ星中)>
- アレンジ度★★★★
- 美味しさ★★★
- コスパ★★★★
※1 農林水産省「ジャム類の日本農林規格」