2021年の幸運な顔相は? テーマは「⽇本の良さをみつめなおす」
観相家の池袋絵意知(いけぶくろ えいち)さんが、毎年、提唱している今年の幸運相。コロナ禍が続く2021年を上手に乗り切ることのできる「幸せ顔」の特徴とは? また、幸せ顔の作り方のポイントも伝授!――池袋さんが提唱する2021年の「幸運相」を教えてください。
池袋絵意知さん(以下、池袋さん): そもそも「運の良い顔相」自体が変わることはありませんが、毎年、清水寺へ行き、そこで浮かんだインスピレーションと時代の背景をもとに、今年の「幸運相」を提案しています。
私が考える2021年のテーマは、「⽇本の良さをみつめなおす」です。控えめで忠実。⼈との輪や周りとの調和を重んじる⽇本⼈の美徳ともいえる特徴を今⼀度⾒直し、⼤切にしようということを提唱したいと思います。コロナ禍の今は、周りの⼈のことを考えて⾏動を控え、耐え忍ぶことで厳しい時期をみんなで乗り切らなくてはいけません。
私が毎年訪れている清水寺も2017年に50年ぶりとなる本堂の屋根の檜皮の葺き替え工事を開始し、ここ数年は工事用の足場によって隠れ、あの美しい姿を見ることができませんでした。その後は舞台板の張り替え工事で、「清水の舞台」からの景色も望むことができませんでしたが、それが昨年末に終了し、私が参拝した前日の2020年12月3日午後から開放され新しい「清水の舞台」へと生まれ変わっていました。ここ3~4年の我慢があったからこそ、新しいピカピカの「清水の舞台」と久しぶりに見る「清水寺本堂」の姿に感動を覚えたものです。
今はいろいろなことを我慢しなくてはいけない辛い時期ですが、みんなで協力し、助け合いながら乗り越えることで、再び穏やかな日常を取り戻すことができると信じています。
そうした意味を込め、2021年の幸運相 は、“⼈に安⼼感を与えるような協調性のある柔らかな顔”が、幸運を呼び、⼈から愛される相になると考えます。
――具体的にはどんな顔が幸運を呼ぶのでしょう?
2021年の幸運を呼ぶ顔って?
池袋さん: 顔のパーツでいえば、目は小さめがいいですね。小さな目は思慮深く、控えめな性格を表します。慎重で我慢強いタイプなので、活動を控えて足元を見つめ直すことが必要なこの時代をうまく乗り切ることができるはずです。また、目の小さな人は、堅実なため、衝動買いなどで無駄遣いをしませんし、慎重なのでお金のトラブルにも巻き込まれにくいという特徴があります。
――“控えめで柔らかな印象を与える幸運顔”になるには、どんなことを意識すればいいのでしょうか。
池袋さん:キツいイメージを与えるようなメイクや華美な装いは避け、穏やかで安心感を与えるような控えめな印象を目指すのがよいでしょう。
また、観相学では、幸運を呼ぶ⼀番のポイントは、“眉間”にあります。良い運は、眉間から入ってくるため、髪の毛で額を隠さず、眉間は出しておく。日本顔学会2代目会長の原島博先生が作った“いい顔になるための13か条”でも「目と目の間を広げよう。そうすれば人生の視界も広がる」という訓示があります。もっとも目の位置自体を動かすことはできませんが、重要なのは、眉と眉の間を開くことです。
特にコロナ禍の今は、リモートワークが増えて常にパソコン画面を見ている状態だったり、外出する時も周囲に気を配らなくてはいけない場面が多く、気づくと眉間にググッと皺が寄りがちです。しかし、それが習慣化すると表情が蓄積され、眉と眉の間がどんどん狭くなってしまい、幸せが遠のいてしまう。イメージは、商売繁盛の神様であるえびす様の顔です。皺がなく、艶があって輝いている状態が最高です。
眉尻は下げぎみを意識しましょう。多少ファニーなくらいで構いません。アーチ形、もしくは平行型で眉尻が少しだけ下がっているのがベスト。有名人だと、田中みな実さんの眉がお手本です。
★第2回『コロナ時代に負けない!強い家計を作る「金運アップの顔」とは』に続きます
教えてくれたのは……
池袋絵意知(いけぶくろ えいち)さん
観相家、顔研究家、顔面評論家としてメディアで活躍。出版社で3年半、人材総合サービスで7年半営業を経験した後、それまで興味を持っていた顔の研究を本格的に始め、独自の顔面観相術「ふくろう流観相学」を確立。幸せな顔になるための「顔創道」を提唱し、多くの支持を集める。日本顔学会会員。公式サイト「池袋絵意知」
取材・文/西尾英子 イラスト/竹松勇二
【関連記事をチェック!】
お金持ちになれる顔・お金に縁遠い顔の特徴とは?
「顔相」で分かる!お金持ちになれるのはこんな顔
顔で全てが分かる?タイプ別にみる「金運の良い顔」