「防災用品」という名前がついていたとしても、実際に災害から身を守れるというものはなかなかありません。ほとんどが「避難生活をより快適に過ごすための便利グッズ」なのですが、実際の被災地であって良かったと思える防災用品ベスト5を紹介します。
 

防災用品の優先順位を知る

実は、本来防災用品として大切なのは寝室の家具を固定するものだったり、自宅の火事を消すことのできる消火器やいざという時の救急用品や常備薬だったりします。

水や食料などを備蓄することが防災に一番大事だと思っている人も多いのですが、自宅には水も食べ物も、何も用意していないという人はともかく、家庭にある冷蔵庫には通常一定量の食料や飲み物はあるもの。水や食料の配給などはどんな時もいずれ始まりますので、実は備蓄を充実させることは、そこまで優先順位としては高くはありません。もちろん被災時の家族の健康維持のためには必要なことです。

そこで、今回は無事に生き延びることができた直後に「買っておいて良かった」と思える最新「防災用品」のベスト5をご紹介します。

 

第1位:非常用バッテリー

災害が発生すると起きるのが「停電」「断水」「ガスの停止」などインフラの停止です。

そして、災害発生時に情報を得たり、家族や友人と連絡をとったりするのに欠かせないツールである携帯電話もインフラのひとつと言って過言ではないでしょう。

しかしながら、常に持ち歩いてチェックしていないと不安になる人もいる携帯電話も、電池切れになってしまうと意味がありません。非常用の電源を持ち歩いている人も多いかと思いますが、災害時に備えて大容量の非常用電源を用意しておきたいところ。


私は複数のバッテリーを持ち歩いていますが、最近はソーラー充電が可能なものや、さらに小型家電までも動かせるような大容量タイプのものも多く販売され人気です。災害時だけではなく、キャンプなどでも活躍するので、使用目的に合わせて複数用意しておけるといいでしょう。

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第2位:ランタンなどの各種照明

災害発生時に「明かり」の存在は重要です。「懐中電灯を用意している」という人は多いでしょうが、指向性の強い懐中電灯とは別に、広範囲に周囲を照らせるランタンのような照明器具があると、食事などの時に便利です。


電池しか使えないものよりもソーラー充電や手巻き式による充電など複数の充電方式を持ち、前述の大容量の非常用電源からのUSB充電が可能なものでそろえておけば電池切れを心配せずにすみます。

ランタンを購入する

 

第3位:非常用トイレ

自宅で避難生活を続けるために絶対に必要な非常用トイレですが、困ることをなかなか想定できずに用意している人が少ないのがこの商品です。


自宅のトイレで水を流せなくなった時に使用できる凝固剤や消臭剤のセットだけでも用意しておきましょう。

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第4位:カセットコンロ

ガスが止まっている時に、自宅で調理できるカセットコンロは非常に心強いアイテムです。


お湯が沸かせれば様々な応用ができます。普段から、食卓の上での鍋料理などにも利用できるので一家に一台は用意しておきたいもの。カセットボンベの本数も定期的に確認しておきましょう。

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第5位:キャンプ用品全般

キャンプ用品とはもともと「不便なところで生活を楽しむ」もの。テントや寝袋はもちろん、ほとんどの商品が災害時に活躍すると言っていいでしょう。
 
キャンプ用品
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以下、紹介した5つの防災グッズを動画でも紹介しています。
@allabout_official
 

コロナ禍における避難を考える

感染症の蔓延は日本における避難行動を大きく変えることになりました。三密の環境ができやすくなる避難所よりも自宅でインフラの回復を待つ人が多くなることでしょう。そんな時でも家族の健康を維持し、生活していくためには様々な用品が必要になります。

備蓄の水や食料以外にも上記のような製品があれば、一定期間の避難生活は維持できることでしょう。本記事を参考に必要なものを取り揃えていただければと思います。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。