いつでもどこでも学べるオンライン動画学習をはじめよう!

動画学習をはじめよう!

動画学習をはじめよう!

それほど遠くない昔、プログラミングスキルやビジネススキルを学ぼうと思うと、スクールやセミナーに通うのが最もポピュラーな学習方法でした。座学による学習は、コストが高い代わりに講師が体系立てて教えてくれ学習の継続が容易というメリットがあります。

スクールやセミナーのほかにも、技術書やビジネス書、Webで検索しながら学ぶ方法もありますが、この完全な独学スタイルはコストが安い反面、継続が難しく挫折した経験をお持ちの方も多いのではないかと思います。

そんな中、ここ数年で急速に人気が高まっているのが座学と独学の良いとこ取りができるオンライン動画学習です。体系立てられた講師のレクチャーを驚くほど安価で受講でき、いつでもどこでも学習ができる気軽さも魅力です。

約3500万人以上が受講する世界最大規模の動画学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」をはじめとして、日本国内でも月額定額制でビジネススキルが学べる「グロービズ学び放題」、さまざまなジャンルの講師が集う「Schoo(スクー)」などの動画学習サービスが人気を集めています。また、英語コースがほとんどですが「Coursera(コーセラ)」という無料のオンライン教育サービスもスタンフォード大学やイェール大学、Googleなどが提供するコースが学べるとあって人気です。

本記事では座学や独学、オンライン動画学習の各メリット/デメリット、おすすめのオンライン動画学習「Udemy(ユーデミー)」の特徴、YouTubeなど他オンライン動画学習サービスとの違いなどを解説していきます。

<目次>
オンライン動画学習のメリット/デメリット
Udemy(ユーデミー)とは
UdemyとYouTubeの違い
セールやおすすめチャンネル情報
 

オンライン動画学習のメリット/デメリット

Udemy(ユーデミー)や各サービスの違いを紹介する前に、スクールでの座学、書籍やWebなどの独学、動画学習のメリット/デメリットをもう少し詳しく比較してみましょう。

【座学】のメリット
  • 講師が体系立てて教えてくれるため、知識がない状態からでも学習が容易であり、ある程度受動的に学習が可能である
  • 不明点はその場で質問に答えて疑問を解消してくれるため、学習の効率が良い
  • あらかじめ時間が決められているため学習の継続が容易
【座学】のデメリット
  • 費用が高い
  • 決まった時間に教室まで通う必要があり時間的制約が大きい
【独学】のメリット
  • 費用が安い(無料or書籍代など)
  • 好きなときに好きな場所で学習が可能
【独学】のデメリット
  • 自分で学習の時間を確保する必要がある
  • 自分で知識を体系立てて行く必要がある
  • ページを開き読み進め、分からなければ調べるなど、常に能動的なアプローチを求められる
【オンライン動画学習】のメリット
  • 講師が体系立てて教えてくれ、ある程度受動的に学習可能
  • 質問をメールや掲示板で受け付けてくれる(Udemyの場合)
  • 費用が安い(無料で学べるコンテンツもあり)
  • 好きなときに好きな場所で学習が可能
【オンライン動画学習】のデメリット
  • 自分で学習の時間を確保する必要がある
  • リアルタイムに講師に質問ができない
以上のように、学習方法ごとに一長一短がありますので、ご自身の状況に合わせて最適な学習方法を選択する必要があります。

また、その講師/著者の知識体系の外にある情報は、カリキュラムや書籍の中に組み込まれないために「カリキュラムや書籍から学べる内容には限界がある」ことには注意が必要です。

つまり、一定のレベルに到達した先では自分で必要とする情報を集めて学習していく独学スタイルにスイッチする必要があるということです。言い換えると、スキルを学ぶ段階からスキルを磨く段階へとステップアップしたともいえるかも知れません。

知識ゼロからの独学は非常に骨が折れるため、まずは座学や動画学習で土台をしっかりと作り上げた後、不明点を調べて学ぶ独学スタイルにスイッチするのが効率の良い学習方法といえそうです。
 

動画学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」とは

動画学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」

動画学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」

Udemy(ユーデミー)は、2009年にアメリカで設立&サービス提供を開始したオンライン動画学習プラットフォームです。2021年1月現在、13万以上のコースを約3500万人の受講生が学んでいます。以前は海外向けのカリキュラムが多かったのですが、近年では日本語にも対応し、日本人ユーザーも増えています。

日本国内では2020年2月にベネッセコーポレーションとUdemyが資本提携を締結。両社は2015年に包括的業務提携契約を結んでおり、法人向け研修サービス「Udemy for Business」を提供しています。Udemy for Businessは、トヨタ自動車やソフトバンク、みずほファイナンシャルグループといった大手企業を含む、国内約100社が導入しています。
 

UdemyとYouTubeの違い

冒頭で世界最大の動画学習プラットフォームはUdemy(ユーデミー)であると書きましたが、多くの方が動画コンテンツの配信プラットフォームと聞くとYouTube(ユーチューブ)を思い浮かべるのではないかと思います。

実際、YouTubeでも多くの学習用コンテンツが提供されていますし、動画学習自体は可能です。では、UdemyとYouTube、一体何が違うのでしょうか? ここからはこの2つのサービスを比較していきたいと思います。
 

動画メインのYouTube、カリキュラムメインのUdemy

YouTubeは動画一つ一つがコンテンツとして提供されています。リストを作成して複数の動画をグループ化して順次再生でき、ほかのユーザが作成したリストを再生することも可能です。
Youtubeのリスト

YouTubeのリスト

例えば、自分が学びたい事柄をキーワード検索し、コンテンツをリストに追加して、後からまとめて再生するといった形で学習を進められます。

対して、Udemyでは動画一本一本ではなくカリキュラムベースでコンテンツが提供されています。この体系立てられたカリキュラムに沿って必要な動画が最初からセットになっている点がYouTubeとの最大の違いといえます。

例えば「現役シリコンバレーエンジニアが教えるGo入門 + 応用でビットコインのシストレFintechアプリの開発」という人気講座があるのですが、最初にGo言語とFintechの概要の説明に32分18秒もの時間を割いており、本編に入る前にかなり丁寧な環境構築の解説を行っています。

カリキュラムとしてはプログラミングの基本ともいえる条件分岐や繰り返し、エラーハンドリング、ポインタ、パッケージの使い方などから入っていきます。
Udemyのカリキュラム一例

Udemyのカリキュラム一例

基本の後は、サードパーティのライブラリ、データベース、Web Applicationの実装、Bitcoinを扱うためのAPIや自動売買システムトレーディングの実装など、かなり高度な応用までを扱ってくれます。
応用編

応用編

YouTubeでも基本を教えてくれる動画コンテンツを見つけることは可能です。ただ、残念ながらYouTubeの動画コンテンツは一本一本が独立しているが故に、どの動画をどんな順番で観れば良いか、或いはどの動画を観て理解すれば基本を押さえたことになるかの判断がつけづらいという難点があります。

現役シリコンバレーエンジニアが教えるGo入門 + 応用でビットコインのシストレFintechアプリの開発」の場合、ポインタを学ぶための動画が3つ提供されており、理解度を確認するための演習や回答例も用意してくれています。
Udemyのセクション構造と理解度チェックテスト

Udemyのセクション構造と理解度チェックテスト

カリキュラムベースでコンテンツが提供されるUdemyの講座では概要解説、環境設定、基本、応用、高度なテクニックまでを体系立てて説明してくれるので、基本知識をきっちり押さえてから応用に向かうことが可能となるのです。
 

面白い動画と出会えるYouTube、動画学習に最適化したUdemy

YouTubeのコンテンツは無料で視聴が可能ですが広告が挿入されます。Udemyはほぼ有料コンテンツのみで広告等は挿入されません。

YouTubeは広告とPremiumユーザからの課金で収益を得ているサービスですので、ユーザは月額1180円のPremiumユーザになって広告を外すか、無料で使う代わりに広告を受け入れるかを選択できます。

集中して動画を見ているときに広告が挿入されると集中が途切れてしまいますし、5秒間は確実に広告に時間を奪われます。スキップできない動画や、広告が2本立てで入ることもあり、数十分の動画を視聴するために何度となく広告をスキップすることは馬鹿にならない時間と手間です。

また、YouTubeの場合、YouTube側で関連性が高い、あるいはユーザが興味を持つと思われる動画が関連動画として表示され、ほかの動画に興味が移ってしまうことも少なくありません。
Youtubeは関連動画がリコメンドされる

YouTubeは関連動画がリコメンドされる

YouTubeは広告視聴数を増やすため、より多くの人に、より多くより長く動画を視聴してもらえるように、UI/UXがデザインされています。裏返すと自分が興味を持つかもしれないコンテンツと出会いやすいともいえます。

Udemyは一つのカリキュラムを集中的に学習するのに適した形でUI/UXがデザインされているほか、学習進捗の可視化や動画の再生位置とともにメモを残せる機能など学習に便利な機能が提供されています。
UdemyのUI/UX

UdemyのUI/UX

Udemyのトップページを開くと、新しいコースの購入を促すよりも先に購入したコースの開始を促すところに動画学習プラットフォームとしてのUXデザインを感じることができます。
Udemyのトップページ

Udemyのトップページ

クリエイターの裾野が広いYouTube、手間暇掛かっているUdemy

双方のクリエイター数/講師数が公開されていないので正確な比較は難しいですが、YouTubeとUdemyを比べると、YouTubeに動画を投稿しているクリエイターの数が圧倒的に多いように見受けられます。

YouTubeへの動画投稿だけで生計を立てられる人(YouTuber)がいるというのは、それだけアクティブに動画を視聴するユーザがいるということを意味します。ユーザ数の多さはプラットフォームとしての魅力につながるので、多くのクリエイターがYouTubeに集うという好循環が生まれているのです。

Udemyも講師の審査をしているわけではないのですが、講義用コンテンツの作成にある程度の手間が掛かることやプラットフォームの知名度から、講師として活動されている方の数はYouTubeよりかなり少ないようです。

ただ、有料かつカリキュラムベースでコンテンツを作る必要があり、購入者による評価がほかのユーザの購入動機を大きく左右することから、YouTubeと比べると学習用コンテンツとしての質は総じて高いように思います。

特にプログラミング系のコースでは、動画1本では説明しきるのが難しいアプリケーション開発の詳細を丁寧に説明してくれるのですが、同じような動画をYouTubeで見つけることは難しいです。

YouTubeのコンテンツは玉石混淆であり、タイトルが煽りがちになるため開いてからがっかりするケースというのも少なからずあります。ただ、中には非常に分かりやすくまとめられていたり、話がとても面白かったり、Udemyの講義動画では取り扱われていないネタが公開されていたりもします。

例えば、Udemyの講義では動画編集における「カラーグレーディング」に関する説明はありますが、海外で無料で公開されているLUTS(Lookup Table /カラーグレーディングの設定が保存されている)の情報などはYouTubeでしか見つけられません。

体系的にUdemyで学んだ後、そこで学んだ知識を使ってYouTubeやBlogなどから情報を集めて知識やスキルに磨きを掛けるというのが効率の良い学習方法といえそうです。
 

さぁ、オンライン動画学習をはじめよう!

本記事では、学習方法の比較やYouTubeとUdemyの比較などを通して、動画学習が適している場面や効率的な動画学習の方法についてお伝えしてきました。

最後にいくつか補則しておきたいと思います。

本記事で紹介したUdemyは定期的にセールを行っており、定価9000~2万円の講座が1200円や2000円といった価格で購入できます。定価が高いなと感じる方は、是非セールを待ってみてください。

また、本文中ではあまり触れなかったSchoo(スクー)では、生放送の授業を無料で受けることができます。動画学習に触れてみたい人はSchooの生放送の授業を受けてみると良いでしょう。

また、YouTubeでの動画学習に興味を持った方向けにでいくつか筆者が登録している主にビジネススキル関係のチャンネルを紹介しておきます。筆者もYouTubeでライフハック・仕事術関連の動画を配信しているので、ご興味あればぜひ覗いてみてください。 この記事を執筆している2021年1月現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、ますますスクールやセミナーといった座学の受講が難しくなっています。動画学習を有効活用して、おうち時間を充実したものにして頂ければ幸いです。

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