節約

原因は生ゴミだけじゃない!気になる「キッチンの臭い」を防ぐ方法

生ゴミや排水溝など、キッチンにはさまざまな臭いの元となるものがあります。今回は、そんなキッチンのいやな臭いを防ぐ簡単な方法をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約・家事・100円ショップガイド

気になるキッチンの臭いを防ぐ方法

いつでも清潔にしておきたいキッチン。しかし生ものを扱うので、少し気を抜いただけでどこからともなくイヤな臭いがしてくる場所でもあります。

キッチンの臭いというと生ゴミが注目されがちですが、実は他にもいろいろと臭いの元となるものがキッチンには潜んでいます。今回はそんなキッチンの臭い対策についてご紹介します。
キッチンシンク

キッチンは正しく対処すれば臭いの元を防ぐことができる
 

生ゴミの臭いを防ぐ方法

やはり第一に気を付けたいのは生ゴミの臭い。生ゴミは水気があると臭いの元の微生物が増えてしまうので、水をしっかりと切ることが大切です。また野菜の皮など濡れていないものは、濡れているゴミとは別にして濡らさないようにします。

水を切ったあとは新聞紙に包んだり、スーパーで肉や魚を買ったときに使ったポリ袋をとっておいてそれを再利用するのも良いでしょう。

また、レトルトパウチや肉や野菜が乗っていたトレイも、捨てる前に中を洗ってから捨てるようにすることで、臭いの発生を抑えることができます。
 

排水溝の臭いを防ぐ方法

排水溝の臭いを防ぐ方法

排水溝の奥には常に綺麗な水が貯まるようにしておくことで臭いを防げる

キッチンの臭いで生ゴミの次に気になるのは排水溝です。排水溝の奥は水が溜まる構造になっており、食器を洗ったあとなどの汚れた水が残ったままになると、そこから臭いやぬめりの元が発生してしまいます。そのため、毎日の台所仕事の終わりに10秒ほど水道の水を出して、溜まっている汚れた水を綺麗な水に入れ替えるようにします。

排水溝に流す水の汚れを減らすためにも、ソースや油がついている食器やフライパンなどは、洗う前にキッチンペーパーなどで拭きとってから洗うようにしましょう。
 

シンク下収納の臭いを防ぐ方法

シンク下を収納として使っているご家庭も多いと思います。実はシンク下も湿度が高いので、臭いやすい場所の一つです。湿度が高くない日に定期的に開け放ち、空気を入れ替えたり、新聞紙やクッションシートを敷いている場合は取り換えることも大切です。

鍋やフライパンなどの調理器具を収納している場合は、洗ったあとは完全に乾いてから入れるようにしましょう。
 

冷蔵庫の臭いを防ぐ方法

冷蔵庫も、冷蔵庫用脱臭剤というのが存在しているくらいなので、臭いが気になる人が多い場所でもあります。

まずは料理や調味料をこぼさないこと。こぼしてしまったときはすぐに拭くことです。こぼれた調味料を放置してこびりついてしまっていると、臭いを発するようになってしまいます。野菜室に野菜くずが残らないようにすることも大切です。
冷蔵庫の臭いを防ぐ方法

冷蔵庫に料理をいれるときはしっかりと封をした状態でいれる

また、作った料理を冷蔵庫に入れるときは、しっかり封をするようにしましょう。食品保存容器に入れる場合は蓋をしっかり閉める、ラップを使う場合はラップがしっかりと食器に密着するように封をします。

今回ご紹介したように、キッチンの臭いの元を防ぐのは難しいことではありません。少し面倒かなと思っても、一つ一つをクリアしていけば臭い知らずのキッチンになります。是非お試しください。
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