食事作りの時短ニーズが増える現在
昭和の時代に比べ、共働き世帯やシングル世帯が増え、働きながら家事をする人が増えた現在。さらに今年はコロナ禍において子どもが長期休みになったり、働き方が変わり在宅時間が増えたりと家で食事を作る回数が増えたという人も多いのではないでしょうか。無印良品もこの8月に「ごはんにかけるシリーズ」を大幅リニューアルし新商品も登場したように、今、調理の時短という分野は注目を集めています。一つは日々進化する調理家電、そしてひと昔前では手抜きと言われることもあった「かけるだけ」「あえるだけ」「まぜるだけ」というレトルト食品や調味料の増加です。
今回は「かけるだけ」「あえるだけ」「まぜるだけ」を上手に利用して可能になる、食事作りの時短を考えてみたいと思います。
「かけるだけ」を利用してアレンジレシピ
「かけるだけ」商品の代表といえばレトルトカレーでしょう。それ以外に以前よりレトルトの牛丼の具などもありました。現在は無印良品の「ごはんにかけるシリーズ」のように、「ごはんにかける ルーロー飯」や「ごはんにかける ガパオ」など世界の味、「ごはんにかける 牛すじとこんにゃくのぼっかけ」「ごはんにかける 奄美大島風 鶏飯」のように国内の郷土料理も登場しています。 「かけるだけ」の商品のアレンジレシピ例は、お米とともに炊飯器に入れて作る炊き込みご飯。商品によって多少の違いはありますが、1人前の「かけるだけ」商品で2~3人分の炊き込みご飯を作ることができます。
またうどんにかけたり、水気が少ない「かけるだけ」商品であればホットサンドにアレンジするのもおすすめです。
「まぜるだけ」「あえるだけ」を利用してアレンジレシピ
「まぜるだけ」「あえるだけ」とついた商品はパスタソースや、野菜にあえるシーズニングスパイスなどがあります。パスタソースは厚切り肉や白身魚をソテーしてそこにかけ、ソースとして使うこともできます。洋風のパスタソースであれば肉や野菜を煮込んでシチューのようにするのもおすすめです。 また野菜にあえる用のシーズニングスパイスなどは、逆にパスタにあえることも可能。普段とは一味違ったパスタになります。
アレンジ自在! 永谷園「松茸風の味 お吸い物」
以前よりアレンジレシピで取り上げられることが多い永谷園の「松茸の味 お吸い物」。短冊切りにしたエリンギとともに炊飯すると、松茸ご飯のような仕上がりに、また茶碗蒸しの出汁として使うと松茸が入った茶碗蒸しのような味わいになります。茹で上がったパスタにかけても良いし、サラダにふりかけるのもおすすめです。常備しておけば、いざというときも「短時間で調理できる」という安心感も得られる「かけるだけ」「あえるだけ」「まぜるだけ」の商品。使い慣れるとオリジナルのアレンジレシピもできるようになるので、是非お試しください。