シーツの既成概念を変えて家事をラクにする
「他の家はシーツを何日に1度洗っているのだろうか」……そんなことが気になる人も多いのではないでしょうか。1日の3分の1を過ごす寝具なので、汗かきの人や暑い季節はとくに清潔にしたいものです。しかしシーツは言うまでもなく大きく、毎日洗濯するとなると大変な量になってしまいます。
ベッドで寝ている人であれば、ベッドマット、ベッドパッド、シーツの順で敷いてあり、布団を利用している人は、マットレス、布団、シーツの順が一般的です。ベッドパッドはまだ洗えるものもありますが、布団はなかなか家庭で簡単に洗えるものではありません。
そういう意味でも、汗などの汚れはシーツで止めたいところですが、そのシーツが大きいのが問題。
そこで発想の転換です。シーツの上に大きめのバスタオル(ビーチタオル程度のもの)を敷いてはいかがでしょうか。体全体分の大きさは不要です。汗をかきやすい上半身に当たる部分だけ、シーツに対して横向きに大きめのバスタオルを横断させるように敷きます。頻繁に洗うのはバスタオルだけにすれば洗濯も簡単になりますし、布団やベッドパッドまで汗が浸透しづらくなります。
枕も同様に、枕カバーだけでは汗が枕に浸透してしまうので、枕カバーの上にフェイスタオルを巻いておけば、枕は清潔に使うことができます。
「サイズ」の既成概念を変えて家事をラクにする
シーツの上にバスタオルを敷くことで洗濯するもののサイズが小さくなるわけですが、この方法は家の中にある他のものにも当てはまります。お風呂上りに体を拭くとき、バスタオルのサイズは大きくなくてもいいと思えば、フェイスタオルよりも少し大きいスポーツタオルくらいのものに代えてみてはいかがでしょうか。
また洗面台やお手洗いで、手を洗ったあとに使うためにフェイスタオルを掛けているようであれば、それをハンドタオルの大きさにすることもできます。
今まで既成概念にあった「タオルのサイズ」の必要性を自分のライフスタイルにあわせて考えなおしてみることで、家事が一気にラクになるかもしれませんよ。是非一度お試しください。