契約期間に要注意
ドコモとauは定価で購入すること以外にも条件があります。ドコモは「ファミ割MAX50」または「ひとりでも割」、auは「誰でも割」という割引サービスに加入する必要があります。それぞれ、契約期間が2年で、途中で解約や一時休止をすると9,975円の違約金を払わなければいけません。ドコモとauは、2年間使うことを条件に980円になっているわけです。期間内でも機種変更はできますので、他社への乗り換えができないと覚えておいて下さい。
ちなみに、これらの契約期間は自動更新となっていますので、2年で解約したい場合は、必ず解約申し込みをしてください。
ソフトバンクのホワイトプランは、割引サービス等に加入する必要はありませんし、契約期間もありませんので、いつ解約しても解約金はかかりません。
通話料はほぼ同一
通話料は、各料金プランともに21円/30秒です。ただし、ソフトンバクの「ホワイトプラン」は、1時~21時までの間にソフトバンク携帯電話(ディズニー・モバイル携帯電話)へ発信した国内通話料は無料になります。21時~1時の通話料は各社同一です。
ソフトバンクは無料通話分がない
通話料でメリットがあるソフトバンクですが、ドコモとauは1,050円分の無料通話ができます。通話時間にすると25分です。家族への通話を除いて、1時~21時の間にソフトバンク携帯電話へ1ヶ月に26分以上発信するのであればソフトバンクの方がお得といえます。ソフトバンク以外にも発信し、1ヶ月の通話時間が25分以下であれば、ドコモやauの方がお得と言えます。
1ヶ月の通話時間が25分を超えるケースに関しては、通話先と時間帯によって料金が異なるため、利用状況を分析するしかありません。また、通話時間が多くなるにしたがって、他の料金プランにしたほうが安くなる可能性も高くなってきます。ソフトバンクのホワイトプランなら、Wホワイト(月額980円で通話料が半額になる)の加入で安くなる可能性も出てきます。
ソフトバンクへの通話が多いならホワイトプラン
ソフトンバクのホワイトプランの最大のメリットは、ソフトバンク携帯電話への国内通話が1時~21時までかけ放題になる点でしょう。ソフトバンクへの通話がかなり多いというのであれば、間違いなくホワイトプランがお得でしょう。
ソフトバンク以外に少し通話をするならドコモかau
ソフトバンク以外に少し通話をするというのであれば、ドコモかauの方がお得になる可能性が高いと考えられます。ちなみに、ドコモとauでは差はほとんどなく、家族通話を24時間無料にするときに、auは「誰でも割」に加えて「家族割」も加入しなければいけない点ぐらいです(ドコモは「ファミ割MAX50」だけでOK)。
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ドコモは依然過半数のシェアを占めている。 |
携帯電話のシェア(2008年7月末現在)で計算すると、月25分の通話の内訳は、ドコモ13分、au7分、ソフトバンク5分となる計算です。ただ、ドコモユーザーの周りにはドコモユーザーが、auユーザーの周りにはauユーザーがいたりすることも多いので、必ずしもこの比率で通話が行われているわけではないでしょう。自分がどこへ通話をすることが多いのか、それをチェックして、どこの電話会社がお得なのかを決めましょう。
■参考サイト
・バリュープラン (docomo)
・シンプルコース用料金プラン (au)
・ホワイトプラン (ソフトバンク)