節約/通信費の節約

固定電話をほとんど使わない人の節約法(2ページ目)

携帯電話の普及にともない、固定電話を使う機会が少なくなってきました。固定電話なくてもいいんだけれど……と思っているあなたにとっておきの節約法をご紹介します!

執筆者:大串 明弘

固定電話がないとADSLが使えなくなる

固定電話を解約するにあたって、ひとつ注意点があります。ADSLというインターネット回線を利用しているのならば、固定電話を解約してしまうと、インターネットもできなくなる点です。ADSLはNTTの電話回線を利用してインターネットを行うサービスだから、固定電話があることがサービスの条件になっているのです。

固定電話の契約がなくてもADSLが利用できるプランもあるのですが、これは固定電話の基本料金に近い金額が上乗せされていますので、固定電話が無くなっても支払料金はほとんど安くならないのです。固定電話なしのADSLにするならば、固定電話+ADSLのほうがよいと思います。

よって、固定電話を解約するとなると、インターネットを光接続、無線接続、CATVインターネットにする必要があります。光接続は高いというイメージがありますが、マンションにお住まいなら、ADSLよりも光接続にしたほうが安くなることも多いのです。

光接続で基本料金を安くする

固定電話はあったほうがいいなら、NTTの加入電話→「ひかり電話」にすると基本料金が525円/月にすることができます。ただし、ひかり電話は単独での申し込みができず、NTTの光接続インターネットサービス(Bフレッツ)に併せて加入する必要があります。固定電話の基本料は安く済みますが、インターネット接続料金が高くなるため、トータルでみると一戸建ての場合は、ADSLとほぼ同額か、光接続の方が高くなってしまうことが多いです。

ひかり電話の場合は、525円追加すれば別の番号で別回線を持つことができます。2回線使っていた場合は、基本料金をかなり節約できるため、トータルでみるとお得になることが多いでしょう。

ちなみに、ひかり電話は、今まで使っていた電話番号をそのまま使えますし、電話機を買い換える必要もありません。設置さえしてしまえば、使い方は加入電話と一緒です。

ひかり電話は、基本料がお得になるだけでなく通話料も、加入電話よりも大変お得になります。

【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで節約対策の書籍をチェック!楽天市場で節約関連の書籍をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます