ゲス不倫vs純愛不倫、どちらが罪深い?

渡部型不倫

多目的トイレが、本来の目的を失って語られるのは気の毒な話だと感じる昨今だが、そんなゲスい話題を振りまいたアンジャッシュ・渡部と、若い女優と3年半にもわたってつきあっていた俳優・東出昌大。

言い換えれば、排泄行為のように複数の女性と関係をもつ不倫と、一途にひとりの女性とつきあう不倫なのだが、いったい、どちらが罪深いのだろうか。

これは「誰にとって」問題か、という話にもなる。外野は関係ないとなると、当然、ジャッジを下すのは妻だ。

妻にしてみれば、複数ゲス不倫は、自分の夫が女性を見下していることを実感させられる。当然、「人としてどうよ」ということになる。人として信頼できない男性を夫にしている自分はどうか、ということにもつながっていく。

一方、純愛不倫をした夫の妻としては、もう自分に心も愛情もないと知らされるという意味では過酷である。

どちらも罪深く、優劣はつけられない気もするのだが。

 

つまみ食いの罪は重い

「うちの夫、複数の女性をつまみ食いしていたんです。私が夜の相手をしないから、セフレを作るしかなかったと言い訳していましたけど、それなら風俗に行けばいい。口説いては落としてを繰り返すうちの夫みたいな男は、女性の敵ですよ」

激しい口調でそう言うのは、マリさん(37歳)だ。7年前に結婚して5歳のひとり息子がいる。1年ほど前、夫の友人でマリさんも顔を見知っている女性から、「マリさんだけが知らないみたいだから教えるけど」と、夫の不貞行為を知らされた。友人同士の間でも、あんなにつまみ食いばかりしているのは、いくらなんでもひどいと噂になっていたようだ。

「夫を問いつめたら、けっこうあっさり白状しました。セフレなんだ、気持ちはないからって。悪いことをしている意識もあまりないみたいでしたね。人間性を疑います。女性たちにも失礼です」

マリさんも、当然、こんな男を夫にしている自分に腹が立った。離婚したら、子どもが大きくなったとき、真実を話すけどいいのかと夫に言った。すると夫は目に涙をためて謝罪したという。

「世間一般には悪いことであるとわかってはいるみたいですね。だけどやめられない。女性と関係をもつことはモテること。それが夫のアイデンティティなのかもしれません。情けないですよね」

根っからの女好きで、女性と関わることが自信につながっている男性は確かにいる。そういう男性はおしなべて妻に対して不誠実であることの認識が薄く、自身の快楽や欲望を優先させる喜びを止めることができないのだろう。

「今のところはおとなしくしていますが、またきっと浮気すると思う。うちの夫みたいなつまみ食いタイプは直らないんじゃないでしょうか」

マリさんは深いため息をついた。

 

妻にとって、『夫の純愛』はキツい

7歳と4歳、ふたりの子を持つアキミさん(40歳)。同い年の夫に4年つきあっている女性がいるとわかったのが1年前のこと。

「その時点で、結婚して8年だったから、結婚生活の半分は不倫相手の女性とかぶっているわけです。ショックは大きかった」

夫自身はバレるわけがないと思っていたようだが、アキミさんはいたずら半分に夫の携帯を見て知ってしまった。信頼していただけに衝撃だったという。

「かなり深い愛情がなければ、既婚男性と独身女性が4年間もつきあっていられないと思うんです。相手の女性は一回り年下、結婚だってしたいと思っていたかもしれない。夫は離婚する気はないと相手に伝えたと言いますけど、女性は期待していた可能性もある。長くつきあうことで、妻も恋人も失望させたんです」

夫は彼女とも別れたくないとつぶやいたことがあるという。それほどまでに好きなら離婚してやるわよ、とアキミさんは夫に迫った。

「そうしたら、キミとも別れたくないんだと言い出して。一夫多妻の国に行けと叫んでしまいました」

ショックが大きかったと言うわりに、アキミさんの言葉はどこかユーモラスである。これは彼女の性格によるのだろう。

「結局、夫は彼女と別れたんですが、私は私で妻という既得権益を行使したみたいで、なんだか不愉快でしたね。“妻”に固執しているわけじゃない、と夫にも言いました」

とはいえ、知ってしまえばそのまま関係を続けていいよと言うわけにもいかない。長くつきあっていた彼女に少し申し訳ないと思っているそうだ。

「ただ、考えれば4年もつきあっていたなんて、本当にひどいと思います。夫の親に言いつけてやろうと思ったけど、それだけは勘弁してほしいと夫に言われて、今回はしないことにしました。でもやはり、今後も夫は外で恋愛するかもしれない。24時間、見張っているわけにもいかないし、そんな爆弾を抱えながら家庭生活を送っていかなければならないのかと思うと気が重い」

ゲスい不倫と、純愛不倫。どちらが罪深いかが答えはでない。だが、いずれにしても妻が傷つくことだけは間違いない。


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