普及してきたケータイ・クーポン
筆者が先日利用した某ファーストフード店のケータイ・クーポン。パケット代がかかることを忘れてはいけない。 |
携帯電話で、いつでも自由にクーポンを表示させて、割引が受けられる。そんなケータイ・クーポンが流行っています。大手ファーストフード店等も開始したこともあり、利用したことがある人も多いと思います。
かくいう筆者も、先日はマクドナルドのクーポンをケータイで表示させ、1個100円のコーヒーを2つ無料でもらい、さらに他の商品も120円割引で購入しました。合計320円得しちゃいました!
そんな便利なケータイ・クーポンですが、気を付けないと、逆に損をしてしまう可能性もあるのです!
画像を多用したサイトはパケット通信料が高い
クーポン券の中には、画像を多用したものも多くあります。画像は文字と比べて遙かにデータ量が多いので、パケット料金もかさみます。
例えば、筆者が調べた某ケータイ・クーポンは、クーポンのあるページだけで約20円(ドコモ・FOMAの標準料金0.2円/パケットで計算)、そこにたどり着くまでに、約40円くらいかかっていました。すなわち、1つのクーポンを表示させるまでに約60円かかる計算です。
パケット料金は、割引サービスもあり、例えば、ドコモではパケットパック10に契約していれば、パケット通信料は1/2の約30円になります。auのダブル定額ライトならば約24円という計算になります。
覚えておいて頂きたいのは、画像が多くあるサイトはそこそこのパケット料金がかかるということです。
「画面メモ」を覚えよう!
最も避けなければいけないのは、こういった画像を多用したクーポンページを何度も開いてしまうことです。
「クーポンを見てみたけれど後で使おう」と思って閉じてしまうことも良くあると思います。そうすると、再度このクーポンを表示させるのはもちろん、そのページへたどり着くために数ページ表示させなければいけません。
クーポンにたどり着くまでに40円かかるとすれば、それを2回やるわけですから、80円かかることになります。3回やってしまったら120円かかります。
ドコモのFOMAだと、機能ボタンを押すと、画面メモ保存ができる。 |
そこで覚えたい節約技は「画面メモ」。画面メモは、今表示させている画面を保存しておいて、いつでもサイトに接続することなく表示させるという機能です。
似たような機能で「ブックマーク」というのもあります。これは、表示させたページにダイレクトにサイト接続させる機能です。画面メモがページを携帯電話機のメモリに保存してしまうのに対し、ブックマークはURLのみを保存しており毎回サイト接続する(パケット料金がかかる)という違いがありますので、両者を混同しないように気を付けてください。