発信したときの呼び出し音がおかしい!
相手がソフトバンクだと呼び出し音が変わるサービスが開始。(画像をクリックするとPDFで表示されます) |
普通、電話をかけるときには、相手の番号をダイヤルすると、相手を呼び出す「プルルルル、プルルルル」という呼び出し音がなります。ところが、時々「プププ、プププ、プププ」という音がなってから正常な呼び出し音がなる場合があります。これは故障でしょうか?
正体は「ソフトバンク呼び出し音」サービス
いろんな所にかけてみるとわかるのですが、この特殊な呼び出し音は、ソフトバンク携帯電話にかけた時しかならないのです。
実は、2008年1月10日から始まるソフトバンク呼び出し音サービスの音だったのです。
ご存じの通り、ソフトバンクでホワイトプランという料金プランに加入すると、ソフトバンク携帯電話への通話が深夜1時~夜9時まで無料(*)になります。
しかし、相手が友人などでソフトバンク携帯電話を使っていると確実に判っている場合は良いとしても、しばらく連絡を取っていない人などの場合、電話番号が変わっていなくても番号ポータビリティ制度を使って、他社に乗り替えたかもしれません。通話先がソフトバンク携帯電話なのかどうかの識別ができなかったわけです。
そこで、ようやく正式にサービス開始になるのが「ソフトバンク呼び出し音サービス」なのです。
相手がソフトバンク携帯電話のときだけなる
発信相手がソフトバンク携帯電話の場合、相手に繋がる前に「プププ、プププ、プププ」という音で相手がソフトバンク携帯電話だと言うことを教えてくれます。基本的には、ソフトバンク携帯電話から発信した場合のみに聞こえますが、他の携帯電話や固定電話からソフトバンク携帯電話に発信した場合でも、ソフトバンク呼び出し音が聞こえる場合があるようです。
安心して無料通話が楽しめる、はずが…
発信相手がソフトバンク携帯電話とわかれば、ホワイトプランからの発信は深夜1時~夜9時までは無料(*)ですので、心おきなく会話ができます。
ただし、気を付けて頂きたいのは、通話が夜9時をまたいでしまう場合。この場合、夜9時以降の通話に関してはしっかり課金されてしまいます。無料通話で済ませたいならば、携帯電話にタイマーをセットしておいて、9時前に切るなどの工夫をするとよいでしょう。
無料通話のはずが、有料だった! ということのないように十分気を付けましょう。
ちなみに、家族間の通話は24時間いつでも無料(*)ですからいつでも気にせずかけられます。
*……TVコール、国際ローミング等を除く