家族同士なら常に話し放題「ホワイト家族24」
CM等でよく耳・目にする「ホワイト家族24」というのは、ホワイトプランの家族割引の名称です。
家族でホワイトプラン+家族割引を契約すると、家族同士の通話が24時間いつでも無料になります。他の料金プランで家族割引を契約しても、家族間は話放題にならないので、区分するためにもホワイト家族24という名称を作ったのでしょう。
もちろん、家族以外への通話も、相手がソフトバンクで、なおかつ無料時間帯ならば通話し放題になります。
自分名義で複数契約できる
家族同士が無料になっても家族とはあまり話さない、という人も多いかもしれません。そんな場合はホワイト家族24は意味がないかといえば、そうとも言い切れません。
ホワイトプランの場合、自分名義で契約した複数回線でも家族割引に入れるのです。
自分で2台ホワイトプランを契約し、家族割引に入れば、2台間が話し放題になるわけです。3台でも同様のことができるので、いろいろと利用シーン(活用方法)が思い浮かびますね・・・。
他社通話が多いなら「Wホワイト」で通話料半額
他社通話や有料時間帯でのソフトバンクへの通話が多い場合、ホワイトプランは決してお得な料金プランとは言えません。なぜなら、通話料金が21円/30秒と高めだからです。とはいえ、最初に比較した他社の料金プランの通話料と同額ですので、決して高いわけではありません。
他社通話等の有料通話が多い場合、ホワイトプラン+Wホワイトを契約すると通話料が半額の10.5円/30秒になるのでおトクになる可能性があります。「通話料が半額」と聞くとお得な感じがしますが、Wホワイトは定額料が月額980円かかる割引サービスなので、ホワイトプランの基本使用料と併せると月額1,960円になります。
基本使用料+通話料の合計額が1,960円以上になるのであれば、Wホワイトに契約した方がお得です。
基本使用料+通話料 > 1,960円 なら「Wホワイト」がお得! |
「頭金0円」の功罪
ソフトバンクの料金プランの1つである「ホワイトプラン」は、家族や友人・同僚等と一緒に入ってこそお得に使えます。ホワイトプランの人が増えれば増えるほどお得に使えるわけで、それが加入者増加の最大要因であると言えます。ADSLのYahoo!BBが「BBフォン同士なら無料で話せる」IP電話で加入者を爆発的に増やしたやり方を踏襲しているようです。
それに加え、端末が無料で手に入ると“勘違い”してしまう「頭金0円の割賦販売」(ソフトバンク「新スーパーボーナス」分割払い)を他社に先駆けて始めたことも、ソフトバンクに乗り換えやすくしている要因の1つでしょう。
ソフトバンクのホワイトプランは他社が真似できないような、ユーザーにとってお得な料金プランであり、使い方によっては劇的に通信費を節約できる可能性があります。ただ、ソフトバンクの端末を購入するときには、ぜひとも注意して頂きたく思います。
以前から筆者が指摘しているように、店頭での価格表示は不適切で誤解を招くものです。仮に自動車を割賦販売(ローン販売)する場合に、自動車の価格表示を「0円」にするでしょうか? ソフトバンクの携帯電話には「0円」と表示されているものが多いです。よく見ると小さく「頭金」の文字が書いてありますが、それでも、価格表示として頭金をあたかも価格と思えるかのように目立つように大きく表示するのはいかがなものかと思います。
頭金は0円でも、実際に支払うことになる端末価格は0円ではありません。
頭金0円で購入できる「新スーパーボーナス」で購入しなくても、ホワイトプランに契約できます。(詳細→ガイド記事『ソフトバンク携帯電話を安く買う方法』)
端末購入時は、頭金0円に飛びつかず、じっくりと損得計算をしてから購入すべきです。端末もお得に購入して、ホワイトプランでケータイ料金を大幅節約しちゃいましょう!
■参考サイト
・ ホワイトプラン (SOFTBANK)
・ ソフトバンク携帯電話を安く買う方法 【ガイド記事】
・ 【SoftBank】家族間が話し放題に!? 【ガイド記事】
・ スーパーボーナス+ホワイトプランで大損!? 【ガイド記事】
・ SoftBankホワイトプランは待ち受け用に最適 【ガイド記事】