ドコモのファミ割MAX50はいきなり基本料が半額に
ドコモの割引サービス「ファミ割MAX50」は、初年度からでもいきなり基本使用料が半額になってしまうという、太っ腹な割引サービスです。ファミリー割引の加入が必須なので、ファミリー割引に加入していない場合は、同時加入が必要です。
条件は2年契約
基本料金50%割引というのは、「ファミリー割引」+「新いちねん割引」で継続利用期間が10年超の場合と同じ割引率です。それと同様の割引を新規加入者でも享受するには、ひとつ大きなの条件があります。それは、契約期間が24ヶ月(2年間)ということです。
ファミ割MAX50に加入すると、24ヶ月間は解約ができないのです。2年間はドコモを使うという約束で、基本料が半額になるわけです。
機種変更はOK、解約はNG
契約期間中でも、機種変更は問題ありません。回線契約とファミ割MAX50の契約が継続していれば良いのです。以上から分かるように、この割引サービスは、他社へ乗り替えられないようにするための囲い込みなのです。
中途解約すると9,975円が請求される
では、中途解約するとどうなるのでしょうか? 契約期間中にファミ割MAX50を解約、もしくは回線そのものを解約してしまうと、解約金として9,975円が請求されてしまいます。
損益分岐点を知れば中途解約も怖くない!
1万円近い解約金を取られると聞くと「2年間は使い続けなければ」と思いがちですが、そうでもありません。仮に解約金を取られても、それまでに解約金以上に得をしていれば、トータルでお得なわけです。
例えば、自分がケータイをほぼ1年おきに買い換えているのならば、12ヶ月以内に得した金額が解約金よりも多ければ、最終的に得をすることになるので、中途解約してもファミ割MAX50に契約したほうがお得になるわけです。
“○ヶ月以上使えばファミ割MAX50に契約したほうがお得”という月数を「損益分岐契約月数」として次頁の表に記載しました。これは料金プランによって異なるため、契約する料金プランを決めてから検討すると良いでしょう。 ちなみに、背景が黄色のところは無料通話分が基本使用料を超えるものです。実質基本使用料が0円ということになります。
むやみに解約金を恐れるのではなく、何ヶ月以上使えばお得なのかを知っていれば、中途解約も怖くありません。