家族間通話が無料に
ソフトバンクが新たに発表した「ホワイト家族24」とは、ホワイトプランの家族割引のことです。ホワイトプランを契約していて、家族割引に入れば、家族同士の通話が無料になるのです。
ソフトバンクの「ホワイトプラン」は、月額980円の基本料金で、ソフトバンク同士ならば、深夜1時～夜9時までの通話がかけ放題になるというもの。今回の、ホワイト家族24が適用されれば、家族間なら24時間いつでもかけ放題になるわけです。
追加費用は無料
ホワイト家族24は、家族割引（ホワイトプラン）の通称で、今まで通り加入しても一切費用はかかりません。ボーダフォン時代の料金割引サービスに「家族通話定額」（月額315円）があり、今回はこれと同様の割引サービスになるわけですが、月額料金等はかかりません。家族間での通話が多いのであれば、ぜひとも加入すべきでしょう。
対象はホワイトプラン回線のみ
ただし、注意事項があります。家族割引というのは、そもそも家族で同じ携帯電話会社を利用している場合に契約すると、割引や特典があるというサービスですが、ホワイト家族24は、同じソフトバンク利用の家族でも、ホワイトプラン利用者でないと通話料が無料にならないのです。
例えば、夫がソフトバンクのブループランに、妻がソフトバンクのホワイトプランに契約し、いずれも家族割引に入っているとします。この場合、夫→妻は有料、妻→夫は無料ということになります。夫はホワイトプランではないので、家族割引に加入している妻に発信しても無料にはならないのです。
ワン切りで得しよう！
上記のような例では、ちょっとした工夫で、ホワイトプラン以外の家族もかけ放題にすることができます。夫→妻が有料になるので、夫から妻に電話をかけたい場合は、妻にワン切りで合図をするのです。それを受けて、妻→夫に通話すれば通話料は無料ということになります。簡単なのでぜひやってみてください！
6月利用分から適用開始
既に家族割引に入っている、もしくは改めて家族割引に入ったという人は、いつから無料通話が可能なのかを必ず確認してください。2007年6月利用分から適用になりますが、請求締め日によって適用開始日が異なるからです。無料だと思いこんで長時間通話したらまだ有料だった、というのでは目も当てられません。
家族の範囲は？
では、家族とは、どこまでが適用されるのでしょうか。基本は「同住所に住む同姓の家族」だそうですが、離れて住んでいる家族でも、住民票などで家族であることを証明できれば良いそうです。ただし、最大10回線までです。
自分で２回線でもOK
ところで、自分で２回線契約した場合は、家族割引に入れるのでしょうか？ 答えはYESです。
自分で複数回線契約して、家族割引に入れば、自分の端末同士はかけ放題になるというわけです。考えるといろいろ応用できそうですね。
| お詫び | 初出の記事に「自分で２回線はNG」と書かせて頂きました。その後、読者の皆さまから情報をいただき、再調査したところ、ソフトバンクモバイル広報の認識誤りだったことが発覚しました。記事を公開するにあたって、情報は確認を取っておりましたが、結果的に読者の皆さまに誤った情報をお届けしてしまったことをお詫び申し上げ、該当部分を訂正させて頂きました。情報を頂いた皆さまにおかれましてはこの場を借りて御礼申し上げます。 |
■参考サイト
・ ホワイト家族24 （SoftBank）
・ ボーダフォン家族通話定額の裏技 【ガイド記事】
