節約/通信費の節約

固定→携帯へ安くかける方法【1】(2ページ目)

家の固定電話から携帯電話へかける時に通話料が安くなる「おまじない」をご紹介。普通に携帯電話に発信している人は損しるかも!?

執筆者:大串 明弘

毎回指定しなければいけない

いつも特定の電話会社を指定したくても、現状では、携帯電話へ通話するたびに毎回事業者識別番号をダイヤルしなければいけません。

本来、そういう煩わしさから解放されるために「マイライン」という電話会社を予め指定する仕組みが作られたわけですが、このサービスが始まったときには、固定→携帯という区分で競争がなかったため、事業者を登録する必要がなかったのです。それゆえ、競争が始まった現在でも、マイラインには固定→携帯という通話区分がないのです。

残念ながら毎回ダイヤルするか、短縮ダイヤルに携帯電話番号を登録する場合は、事業者識別番号から登録すると良いでしょう。また、短縮ダイヤルに識別番号だけ登録し、「携帯」などと印をつけておけば、携帯電話に発信する前にそのボタンを押せば安くなります。

通話先によって変えるのも手

例えば、首都圏に住んでいる場合、NTTドコモへ通話する場合は 0036(NTT東日本)を、auへ通話する場合は 0077(KDDIの「0077→携帯割」が適用される場合)を、ソフトバンクへ通話する場合は0033(NTTコミュニケーションズ)または0077(KDDI)を付けると最も安く通話できることになります。

相手の携帯電話会社によっても若干料金が異なるので、シビアに節約したいなら左記のようにダイヤルし分けると良いでしょう。

そんなのはめんどくさいや、という人は平均的に安い0033(NTTコミュニケーションズ)または0077(KDDI)のどちらかを覚えておいてダイヤルすると良いでしょう。

次回は主なIP電話の通話料はどうなっているのか、IP電話と電話会社はどちらが安いかを比較してみたいと思います。お楽しみに!


■参考サイト
 ・ 0036(NTT東日本)
 ・ 0039(NTT西日本)
 ・ 0033(NTTコミュニケーションズ)
 ・ 0077(KDDI)
 ・ 0088(ソフトバンクテレコム)
 ・ 0038(フュージョンコミュニケーションズ)
 ・ 0060(MEDiA)
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