料金プランの特徴に注目する
携帯電話の場合「料金プラン」が選べるわけですが、料金プランによって変わってくるのは一般的に、(1)基本料金 (2)無料通話分 (3)通話料単価 です。
あまり携帯電話を使わない人は、基本料金 が安いものを選んだほうがお得なことが多いでしょう。ただ、そうすると、無料通話分 が少なくなり、通話料単価 が高くなってしまいます。
一方、基本料金 が高いプランは、無料通話分 が多く、通話料単価 が安い場合が多いです。
家庭で携帯電話を使っている場合、夫は仕事等で通話が多く、妻は通話が少ないというケースもあるかと思います。この場合、料金プランは、夫は基本料金が高い=通話料が安い、妻は基本料金が安い=通話料が高い…となっていることが多いでしょう。
NTTドコモの料金プラン(2007年4月1日現在) |
各社とも、基本料金が高くなるほど通話料単価が安くなる料金プランが多い。 |
通話料差を利用する
そこで、利用したいのが「通話料の格差」です。例えば、夫の料金プランの通話料が21円/分、妻の料金プランの通話料が42円/分だったとします。当たり前ですが、夫→妻に電話をすれば通話料は21円/分、妻→夫では42円/分になるわけです。
そこで、登場するのが「ワン切り」です。通話料が高い方がワン切りして、安い方からかけ直すという技です。
左記のケースでは、
妻→夫に電話をしたい場合、夫に発信し、1~2コールしたところで通話を終了します。そうすると、夫の携帯電話は少し鳴り、不在着信履歴が残りますので、妻から電話があったことがわかります。そこで、夫→妻に電話をすれば、通話料が21円/分で済むわけです。このケースでは、この技を使えば通話料が半分になるわけです。
友人間では、発信者に通話料が発生してしまうので、利用できない技ですが、家族間、特に遠くに家族がいるご家庭などでは、かなり節約できるのではないでしょうか?
応用で、会社等の経費削減にも利用できる技です。自分の利用シーンで応用できないかぜひ考えてみてください。