新スーパーボーナス+ホワイトプランで大損をする!?
月980円で深夜1時~夜9時までソフトバンクへの通話がかけ放題になるホワイトプラン。毎月980円ぽっきりで使い倒してやろうとお考えの人も多いかと思います。もしそう考えているならば、新スーパーボーナスでの購入はよくよく注意しなければいけません。
例えば、911SHを新スーパーボーナスで購入し、ホワイトプランに加入したとします。パケットも使わず、他社への通話もせず、ソフトバンクへの通話は無料の時間帯のみにする、もしくは受信専用で使い月980円の基本料金のみという使い方をしている場合、なんと、新スーパーボーナス特別割引金額は980円になってしまうのです!よって、この場合、支払金額は賦払金の3,020円となります。
911SHの場合、割引額は月2,280円のはずですが、(980円+3,020円)-2,280円=1,720円という計算ではなく、(980円-980円)+3,020円=3,020円となるのです。
購入時には、新スーパーボーナス販売価格72,480円-(特別割引額2,280円×24回)=17,760円が実質端末価格になると思っていたら、実際には72,480円-(特別割引額980円×24回)=48,960円になってしまうわけです。新スーパーボーナス未加入の現金販売価格が38,640円ですから、新スーパーボーナスで購入すると1万円以上も高くなってしまう計算になります。
最も、新スーパーボーナスには他の特典もありますから、それらを最大限に使えばこの料金差も吸収することは可能でしょうが、パケットを使わないとなると損になることでしょう。
新スーパーボーナスで911SHを購入した場合 |
毎月の使用料が特別割引額に満たない場合は、実質端末価格が高くなる仕組みになっている。 |
月980円で使い倒すには
しかし、すべてのケースで新スーパーボーナス+ホワイトプランが損をするわけではありません。新スーパーボーナス特別割引の金額が980円以下の機種を購入すれば、損をする可能性は低いですし、新スーパーボーナスのその他の特典も享受できお得に使える可能性があります。ただ、これは購入後26ヶ月間使い続けたらという条件付きです。その間に機種変更や解約などをしてしまった場合は特別割引の総額が減ってしまいますので、結果的に端末価格が予想以上に高くなりますので、やはり新スーパーボーナスを契約する際は慎重に判断すべきでしょう。
機種によっても異なりますが、下記の数式が成り立つのであれば、新スーパーボーナスに入らず現金で購入したほうがお得になる場合が多いでしょう。
新スーパーボーナス販売価格-(980×24) > 新スーパーボーナス未加入現金価格 |
すでに、新スーパーボーナスを契約してしまっていて、ホワイトプランに料金プランを利用している場合は、毎月の特別割引額とほぼ同額になるような利用をすべきでしょう。例えば、911SHの場合、ホワイトプランにパケットし放題をつけて月の支払額が1,960円になれば、特別割引額が少なくなってしまいますが、新スーパーボーナス未加入現金価格よりは支払額が安くなるのでお得と言えるでしょう。
新スーパーボーナスは事前に損得計算を
以上のように、新スーパーボーナスには、頭金0円、基本使用料2ヶ月無料などおいしい特典がたくさんありますが、大きな落とし穴がユーザーを待ちかまえています。最も嫌な点は、自分がその落とし穴に落ちていることがわからないようなシステムになっていることです。
ホワイトプラン以外の料金プランの場合でも、
得をした気分で、実際に損をしないよう、頭金に惑わされずに新スーパーボーナス利用前にはしっかりと損得計算をして下さい。
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