在宅時間が長い中での「消費」で気をつけること
近年はオンラインでできるゲームが増えたり、オンデマンドでの映画やドラマ配信が増えたりで、以前よりも自宅で過ごす時間が増えたという人が多くいます。また今年になりコロナ禍の外出自粛によって在宅時間が増えた人も多いのではないでしょうか。在宅時間が増えた中でSNSで聞こえてきたのは、「外出していないのに出費が増えた!」「通信量が跳ね上がった!」「電気代が跳ね上がった!」など、「予想していなかったところで支出が増えた」という声です。
今回は、在宅時間が長いときの消費で、気をつけておきたいことをピックアップしてご紹介します。
ながら○○をやめて電気代の節約
在宅時間が長くなると時間の区切りをつけづらくなり、テレビをつけっぱなしで他のことをしたり、パソコンを一日中電源いれたままで他のことをしたりして、意識していないところで電力を消費しています。数分ごとに電源のオンオフを繰り返すのはかえって消費電力が多くなりますが、少なくとも使っていないときは意識して消すようにしましょう。またテレビにおいては、観る時間を決めてはじめからテレビのタイマーを使い、決めた時間に自動的にオフにするのもおすすめです。
お取り寄せは賞味期限を確認してから
ネット通販が普及した今、家にいながらにして遠い地域の美味しいものを購入できるというのも楽しみの一つです。とくにコロナ禍においては、販売の行き場がなくなった食べ物などが格安で購入できるということもありました。お店や生産者の方を応援するのはもちろん良いことですし、筆者も積極的に利用していました。しかし買いすぎてしまって賞味期限内に食べられず捨ててしまったという事態は絶対に避けたいこと。購入時点で賞味期限を確認したり、冷凍品であれば冷凍室の空き容量を確保するなどして食材を無駄にしないことが大切です。
在庫不足の品を見つけたときの衝動買いに注意
トイレットペーパーやマスク、消毒スプレーやアルコールジェルなど、全国的に品薄になったものをネットで見つけて、高値なのに衝動買いしてしまったという人も見かけます。状況は品物によってさまざまありますが、少し時期をずらすことによって値段も落ち着き商品が供給されるというものも複数あります。また最近は品薄の商品を高値で転売することを商売としている人もいるので、商品の質はさほど良くないのに値段が高いというものもあります。そのため、購入手続きをする前に一呼吸おいて「いま、本当にそれを買う必要があるか」を検討してみることをおすすめします。
どれも当たり前のようなことばかりですが、意識することによって無駄な支出を抑えることができます。緊急事態宣言は解除されましたが、在宅時間が長くなる傾向は続くでしょう。家にいるのになぜか支出が増えてしまったという方は、一度意識して生活してみてはいかがでしょうか。