新スーパーボーナスは割賦販売契約
これでもか!と言わんばかりに様々な特典を打ち出してきたソフトバンクですが、そのほとんどが新スーパーボーナス契約者限定の特典です。
新スーパーボーナスとは、簡単に言ってしまえば、携帯電話機の割賦販売契約です。頭金0円で24回分割払いというローン契約なのです。(1回払いも可能)
新スーパーボーナスは、ハッピーボーナスのような解約金もありませんし、契約期間もありません。解約しても損しないのなら良いか、と考えがちですが、そこが大きな落とし穴なのです。
特別割引で実質上格安になる
新スーパーボーナスには解約金や契約期間などの“縛り”がない代わりに、割賦契約という“縛り”があります。割賦金が全額支払われるまでに解約した場合、残金を一括支払いしないといけないのです。これは通常のローンと同様なので特に問題ありません。
分割で支払っても、途中で残金一括で支払っても、総支払額は変わらないのならばどちらでもいいじゃないかと思われるかもしれませんが、24回分割払いにした方がお得になる「新スーパーボーナス特別割引」というのがあるのです。
新スーパーボーナス特別割引というのは、購入した機種に応じて、一定の金額を24回にわたり毎月割引するというものです。
表向き、割引対象は基本料金や通話料となっていますが、割引金額が割賦金とほぼ同額のため、実質的に、使い続ければソフトバンクが割賦金を肩代わりし、結果的に端末価格が格安になるという仕掛けです。
新スーパーボーナス特別割引 金額 |
加入後3ヶ月目から24回にわたって、上記金額が毎月割り引かれる。 |
短期解約に要注意!
使い続ければ、端末価格は格安にはなるものの、新スーパーボーナスで恐ろしいのが「中途解約」です。
解約という行為そのものに、解約金等のペナルティはないものの、解約した場合、残りの割賦金を一括支払いしなければいけないわけです。
利用期間が短期間になればなるほど、残金=一括支払金額が多くなる仕組みになっており、実質上、解約金と同じ抑制力をもつわけです。
中途解約するつもりがなくても、紛失や故障などで買い換えなければいけないケースもあるわけで、「スーパー安心パック」(月額498.75円)に加入していなければ、中途解約となってしまうという落とし穴もあります。
実質解約金を公開!
そこで、機種毎に、中途解約時の残金(実質解約金)を計算してみました。26ヶ月以内に解約(乗り換えや機種変更)を考えている人や、紛失時のリスクを知りたい人は、下記にある、ご利用になりたい機種名をクリックして、実質解約金を確認してください。
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