auの『簡単ケータイS』 |
通話専用の携帯電話
auが発売開始した「簡単ケータイS(A101K)」の最大の特徴は、“通話専用の携帯電話”という点です。
メールやサイト閲覧が定額になったり、テレビ電話対応機種が増えたりと、マルチメディア化が進む中、通話機能に限定した、時代に逆行したとも言える携帯電話です。
果たしてどんな携帯電話なのでしょうか?
シンプルな作り
開けてビックリしたのは、取扱説明書の厚さです。なんと、紙が1枚だけなのです。裏面は注意事項的なものだけですから、実際の操作方法は表面のみ。こんな携帯電話はめずらしいです!
本体の見た目は非常にシンプルです。最近は珍しい折りたたみの出来ない、ストレートタイプ。比較的薄くて、軽い作りになっています。長さが12.5cmありますので、大きすぎず小さすぎずという感じを受けます。
パッと見て気づきますが、この携帯電話にはディスプレイ(画面)がありません。字が読めない子供や見えにくかったりするお年寄りを配慮してのことでしょうが、携帯電話を長年使っている私は「大丈夫なの?」とちょっと不安に感じたりもします。
ボタン類は7つのみ
携帯電話を操作するためのボタン類は、テンキー(0~9、*、#)を除けば、たったの7つ。そのうち1つは電源スイッチ、3つはワンタッチボタン、1つは音量切替スイッチで、残る2つは「通話」と「切」というボタンのみ。
極めてシンプルなデザインです。
デザインがシンプルにすることで、機能性が悪くなることもよくあります。その辺はどうなのでしょうか?