本人は悪気がないのに、人に悪い印象を与えてしまう人がいます。子供おばさん(子供おじさん)は、あることが原因で、「感じが悪い」と思われがちです。何が原因なのでしょうか?
原因1:相槌がない
相手が話している時は、きちんと相槌を打った方がいいでしょう。そうでないと相手は、「この人は、私の言っていることをちゃんと聞いているのだろうか?」と不安になってしまうのです。
結局、「自分の言っていることを聞いてくれない人=感じ悪い人」となりやすいので、きちんと相手の言葉を聞いて、適度に相槌を打つようにした方がいいでしょう。
原因2:笑顔がない(目が笑っていない)
顔の表情によって、相手の気持ちを感じ取るもの。だから、無表情だったり、ドヨーンとした暗い表情だったりすると、相手に対して嫌悪感がなくても、相手は、「この人は、私のことが嫌いなんだ」と感じ取ってしまうことがあります。
当たり前ですが、「自分のことを嫌いな人=感じが悪い人」ですよね。だから、普段から笑顔でいた方が、いらぬ敵を作らずに済むでしょう。
原因3:相手の目を見ない
シャイだからといって、相手と視線を合わせないで話す人がいますが、それはよくありません。自分の目を見ない人に対しては、「心を開いてもらっていない」「自分を受け止めてくれていない」「なにか嘘をついているのかもしれない」などと感じることも少なくありません。
また、相手の様子をきちんと見るためにも、きちんと相手の目を見て話すようにした方がいいのです。そうでないと、独りよがりなコミュニケーションになってしまうこともありますしね。
ただし、相手に恐怖感を抱かせるほど凝視するのは、問題です。相手が怒っている状況でないときは、「笑顔」と「目を合わせること」をセットにするくらいの方がいいかもしれません。
原因4:姿勢が悪い
猫背だったり、前かがみだったりすると、「自信がなさそう」「だらしがなさそう」と思われてしまうこともあります。逆に姿勢をピン!としていると、「きちんとしている人」といった印象を相手に与えやすくなります。
姿勢が悪いと、肩こり、腰痛の原因のほか、さまざまな病気につながることもあるので、普段から体幹を鍛え、姿勢をよくすることを心がけるといいでしょう。
原因5:話し方がだるそう
ダラダラと話してしまうクセがある人は、実際はそうでなくても、やる気がないように見られてしまうことがあります。
話し方で損をしている人は、意外といます。残念な話し方をしていると、悪気がなくても、相手をイライラさせてしまうこともあります。
話し方は訓練によって直すことができます。ポイントは、「腹式呼吸」と「滑舌」です。安定した声で聞き取りやすい話し方ができる人は、好印象を与えやすいです。話し方のノウハウの本を読んでみたり、教室に通ったりして、学んでみてもいいでしょう。
相手を受け入れる気持ちはある?
ここまで、「感じが悪い」と思われてしまう原因を紹介しましたが、これらは表面的なことに過ぎません。見た目、雰囲気も大切ですが、それだけでなく、基本、人は、自分の機嫌をよくしていて、相手を受け入れようという意志を持っていたら、そんなに「感じが悪い人」とは思われません。つまり、本人に悪気がなくても、日々、機嫌が悪かったり、相手を受け入れる気がなかったりしたら、好感を抱かれにくいものなのです。
日頃から、自分で自分の機嫌をとって、いい気分でいることは大切ですし、相手を受け入れられる心の余裕を持つためにも、まずはきちんと自分のことを受け入れられる人でいることが大切なんですよね。
「悪気はないのだから、私は悪くない」と思う人もいるでしょうが、コミュニケーションにおいては、「相手にどういう印象を与えるのか」の方が大切です。そうしないと、相手に受け入れてもらえず、結局、損をするのは自分ですしね。
悪い印象を与えがちな人は、今回紹介した5つの原因を直すだけでなく、日頃から機嫌よくいることを心がけ、人を受け入れられる人になりましょうね!