来客時に簡単に作れて重宝するのが麺類ではないでしょうか。うどんやそば、パスタなど種類は豊富ですが、今回のイチオシはめん小町の「タイタイ麺」。中心と端の部分で太さが違うので、一度に2つの食感を楽しむことができます。もちろん調理も簡単なので、あっという間にご飯の用意ができますよ。
麺の太さが違う一風変わった麺
通常のうどんやそばの断面は四角形になることが多いと思いますが、「タイタイ麺」の断面を見ると四角にはなっていません。中央が少し盛り上がっている、言ってみれば小高い丘のような形状。中央部分が一般的な麺と同じくらいの太さになっていて、端の部分はまるでワンタンの皮のように薄くなっています。この太さの違いによって、食べた時に「あれ?」と思うような食感が生まれるというわけです。
最初に茹でた時には、茹で時間が正しいのかわかりませんでした。パッケージには10分程度とあったのですが、麺の太さが違うので茹ですぎると端部分が柔らかくなってしまいます。一方で、中央部分がちゃんと茹で上がりません。意外に難しいのなと思ったのですが、実はそれが正しかったのです。食べてみると歯応えがありつつも端の部分が微妙に柔らかい、独特な食感の麺になります。
ちょっと煮込むと味が染みておいしい
麺の太さが違うということは、味の染み具合も違うということになります。端部分が薄いこともあり、そこに味がつけば個人的には十分です。
茹で時間を1分程度短くして醤油ベースの汁に麺を投入し、そのまま1分煮込みます。ネギだけのシンプル調理でもいいですし、野菜たっぷりのヘルシー調理でもおいしくいただけますよ。出張で帰りが遅くなった時などはこれをさっと茹でるだけで、満足できる一品の完成です。
珍しいので話題になる
来客時に「タイタイ麺」を出すと、その食感が話のネタになることもあります。わざと前歯で噛んでみたりする人もいるくらいなので、珍しいのでしょう。食卓に笑いが起きるという点も、この麺の魅力のひとつといえそうです。DATA
めん小町|タイタイ麺
内容量:200g