家具・インテリア

パッケージも魅力!ロングセラーの定番お菓子13選

発売から何十年にも渡ってロングセラーを続けているお菓子たちを、発売が古いものから厳選して紹介します。後編は、赤いパッケージでおなじみのあのチョコレートから、今なおコンビニの“常連”として愛されるキャンディやビスケットまで13選です。

喜入 時生

執筆者:喜入 時生

インテリア・建築デザインガイド

 
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1960年代後半からお菓子はよりポップなデザインになっていきます

ロングセラーを続けているお菓子は、どれも発売時の雰囲気を残しながらも味やパッケージを時代に合わせて変化させながらいろいろな世代に愛されて続けています。

後編は、1964年に発売された真っ赤なパッケージが印象的なチョコレートからご紹介します。

 

1. ガーナチョコ

昭和39年(1964年)ロッテ
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「お口の恋人」というコピーでチューインガムを中心に製造販売していたロッテが初めて作ったミルクチョコレート。イメージカラーの赤は発売以外ブレずに変更がないので店頭でも発見しやすいデザインです。現在はミルクのほかにブラック、ホワイトなども発売されています。

 

2. かっぱえびせん

昭和39年(1964年)カルビー
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おせんべい系お菓子では、かっぱえびせんを外すことはできません。1964年に「かっぱあられ」をもとにして天然の小エビを入れた「やめられないとまらない」スナック菓子が誕生。発売から56年が経過した2020年、初めて味のリニューアルが行われて天然エビが増量されました。

 

3. チョコベビー

昭和40年(1965年)明治
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赤いフタに透明のプラスチックケースに入った円柱状の粒状のチョコレート。子どもごころに小さなチョコをまとめて食べることで贅沢な気分になった人もいるでしょう。通常サイズのほかに102g入りのジャンボサイズもあるので、物足りない人は試してみてください。

 

4. ポッキー

昭和41年(1966年)江崎グリコ
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商品開発は1963年に発売された同社の「プリッツ」にチョコをコーティングする、という発想から行われました。全体をチョコで包まずに持ち手にプリッツ部分を残したつくりは、串カツにヒントを得た手を汚さないデザイン。欧州では「MIKADO」という商品名で人気があります。

 

5. ハイソフト

昭和44年(1969年)森永製菓
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ミルクキャラメルのノウハウを持つ森永製菓が作った、やや大人向けのお菓子で、ミルクキャラメルよりマイルドでコクが深い味。オマケに全16種類の「日本の名城」のカードが同封されています。姉妹商品にフランス産岩塩を使った独特な風味の「塩キャラメル」があります。

 

6. アポロ

昭和44年(1969年)明治
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1969年に月面着陸に成功したアポロ11号の司令船を模して作られた円錐状のチョコレートで、2019年に発売50周年を迎えました。イチゴチョコのピンク色とミルクチョコのブラウン色のツートーンデザインがかわいいですね。キャラクター「アポロちゃんファミリー」も人気です。

 

7. チョコボール

昭和44年(1969年)森永製菓
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キャラクター「キョロちゃん」が今でも人気のお菓子です。チョコ玉の取り出し部分が「くちばし」状に開閉する画期的なパッケージデザイン。この「エンゼルのくちばし」には昔からアタリがあって金なら1枚、銀なら5枚を集めて応募すると「おもちゃのカンヅメ」がもらえます。

 

8. チェルシー

昭和46年(1971年)明治
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黒色のバックに花柄という1970年代のサイケデリック・デザインも少しイメージさせるお洒落なパッケージのキャンディです。バタースカッチという英国のお菓子をルーツにしていて、大きな欧文のロゴともあいまって大人の雰囲気がする濃厚なバター風味のお菓子です。

 

9. 小枝

昭和46年(1971年)森永製菓
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その名のとおり小枝に似せて作られたチョコレート。「枝を擬態する」というお菓子のデザインはとても斬新で発売当時、話題になりました。チョコレートの中には、米パフ、アーモンドが入っていて、サクサクとした食感が心地よいクランチ・チョコレートとなっています。

 

10. キャラメルコーン

昭和46年(1971年)東ハト
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コーングリッツを原料にしたスナック菓子で「オールレーズン」とともに東ハトのロングセラー商品です。パッケージデザインは2003年に中田英寿氏などによってリニューアルされたものです。同じく人気のジャガイモが原料の「ポテコ」は1973年に発売されました。

 

11. 小梅

昭和49年(1974年)ロッテ
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甘酸っぱい梅味が人気の和風なキャンディです。「和の華やぎ」は白桃味、青梅味、檸檬味の3種をアソート。パッケージやCMで使われる「小梅ちゃん」の絵はイラストレーター林静一氏によるもので、「小夏」「小雪」「小春」「小彩」という4人の従姉妹がいるという設定です。

 

12. きのこの山

昭和50年(1975年)明治
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きのこの形をしたのお菓子で茎がクラッカー、傘がチョコレートでできています。後発の1979年に発売された「たけのこの里」も人気が高く、両者はライバル関係にあります。2001年に「きのこ・たけのこ総選挙」というキャンペーンが実施されて話題になりました。

 

13. たべっ子どうぶつ

昭和53年(1978年)ギンビス
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「アスパラガスビスケット」(1968年発売)で知られるギンビス製の動物の形をしたビスケット。動物名が英語でプリントされているので子ども時代にこのお菓子で英単語を覚えた人もいるのでは? ラッコやイルカなど海洋動物をかたどった「たべっこ水族館」もあります。


【前編】もあわせてどうぞ↓

100歳超えも?ロングセラーの定番お菓子12選

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