住友林業「住まい博」
「住まい博」は、住友林業が1998年に大阪で初めて開催し、その後全国各地で開催するようになった、期間限定の一大イベントです。独自の強固なビッグフレーム構法や自由度の高い設計手法、最新の住宅設備などを一挙に紹介・展示するほか、土地探し、相続などの対策セミナーなどにも参加できる体感型の博覧会として好評を博してきました。今回は2020年2月1日・2日、2日間にわたって開催された、埼玉県の住まい博2020をレポートします。
 

会場に漂うヒノキの香り。見て触って確かめられる体感コーナーも多数

ショールーム見学、土地探しの相談会、完成宅見学会……家づくりをサポートするイベントや体験の場にはさまざまな種類があります。「住まい博」は、そうした要素を可能な限り1ヵ所に集め、家づくりに関する幅広い知識を身に付けてもらうことを目的にした、住友林業の一大イベント。全国各地で開かれており、開催地の気候や災害の履歴、どんな住宅の建て方が多いのかなど、地域性にあわせたセミナーや展示を実施しています。

「例えば、災害に関心が高い地域なら防災セミナーや丈夫な構造の家づくりに関する内容、都市圏なら狭小地でも広々とした家を建てられるポイントをお伝えする、といった具合です」(現地で案内をしていただいた住友林業 住宅・建築事業本部営業推進部 主任 間瀬信宏さん。以下コメントはすべて間瀬さん)
住友林業「住まい博」

 

今回レポートする「住まい博」は、埼玉県内の住友林業各支店が一堂に会した「住まい博2020埼玉」。国内外の有名アーティストのコンサートやスポーツイベントなどが連日開催されるさいたまスーパーアリーナのイベントスペース「TOIRO(トイロ)」で、2020年2月1日(土)・2日(日)の2日間行われました。

「これまで住宅展示場にお越しいただいた方や、ホームページでご覧になり興味を持っていただいた方など、様々な方がご来場されます。事前にご予約をいただければ、お客様ひと組に1名の担当者が付き、各住宅設備の展示、セミナーなどをご案内することができます」

取材班も会場へ。フロアに入った途端、ヒノキの心地良い香りが漂ってきました。入口付近にヒノキ材にカンナをかける体験コーナー、さらにその横には子ども向け木工教室のブースもあり、住友林業ならではの雰囲気です。
住友林業「住まい博」

 

住友林業

「かんながけ」などの体験コーナーも充実!


周囲には最新の住宅設備コーナーがずらり。例えば、太陽光発電システムや、発電する上にお湯もつくれるエネファームの展示では、各メーカーの担当者がわかりやすく商品説明をしていました。いずれも環境や家計に優しいメリットに加え、停電時の一時的なライフラインとしても活用が可能。昨年全国各地で台風被害による停電が多発しただけに、多くの方の関心を集めていたようです。
住友林業「住まい博」

 

住友林業「住まい博」

多くの設備メーカーとその担当者が一堂に会するのも「住まい博」ならでは
 

ほかにも高断熱・高防露で冷暖房効率をアップする窓サッシや床暖房、最新のキッチンも展示されており、その機能性を触って確かめる来場者が多数。住まい博が体感型の展覧会であるというのが納得できました。

ブースを出展しているのは、いずれも住友林業と業務提携を結んでいる住設備メーカー。互いに競合するメーカーの機器を同じ場所で比較できるのは、家電なら量販店でおなじみの風景ですが、住宅設備では珍しい光景です。設備を熟知した各社の担当者自らが、使い方やメリット、他社との違いを教えてくれるのは、こうしたイベントならではかもしれません。

また、比較検討といえば、住友林業の木の家づくりに欠かせない多種の銘木を、リアルなサイズ感で見られるのも魅力的。
住友林業「住まい博」

実際に手で触れながら木質感を確かめる来場者の姿も
 

「通常、床材はA3サイズくらいの小さいカットサンプルで比較検討いただくケースが多いのですが、ここでは、それぞれを1畳以上の大きなサイズで用意し、並べて展示しています。実際、家の中でどのように使われるかを示した写真パネルも付けているので、具体的に生活シーンを思い浮かべながら、各床材の木質感を確認いただけると思います」
住友林業「住まい博」

展示された銘木の一部、左からマホガニー、チーク、ジャパニーズオーク
 

小さいサンプルだと触ってもいまひとつ違いが伝わりにくかったりするものですが、これだけ大きなサイズならその差は歴然。住友林業が得意とする領域でもあり、多くの人が集まって質感を確かめたり、担当者に説明を求めたりしていました。
 

説得力があるオーナーの生声とリアルなCGを盛り込んだ映像

 
住友林業「住まい博」

「家づくり大成功セミナー」をはじめ多彩なセミナーが満載
 

展示をひととおり巡った後は、セミナールームで「家づくり大成功セミナー」を視聴。既に住友林業の家を建てたオーナー事例を紹介する映像でした。

内容は、そのオーナーさんがなぜ住友林業の木の家に興味を持ったのか、打ち合わせから引き渡しまでどのようなプロセスを経て新居を手に入れ、どんな住み心地を得たのか、などをご夫婦のコメントを交えながら丁寧に追いかけたドキュメンタリー。ご夫婦が東日本大震災の被災者で、丈夫な構造と大空間を両立できる家を希望したこと、住友林業の家に住んでいる友人家族が多く、他社にない圧倒的な木質感や、希望に沿う提案力、技術力があると分かっていたことが、住友林業で家づくりをしようと決めた理由だったそうです。

特に印象的だったのが、途中に織り込まれていた、数パターンの家の完成予想図や、敷地をどう有効活用するか分かりやすく提示するCG映像。住宅展示場、ショールームなどのPCモニタでも見せてもらうことはできますが、住まい博セミナールームの巨大スクリーンで見ると一層リアルで、内容に引き込まれます。晴れて新居が完成し、お披露目で友人家族を招いた笑顔はじけるパーティーは非常にほほえましく、満足感が伝わってきました。
住友林業「住まい博」

セミナーに参加した後、あらためて営業担当者から話を聞くことで、さらに理解が深まります
 

映像視聴後、来場者のなかには、再び太陽光発電システムやエネファーム、窓サッシのメーカーブースや銘木展示コーナーに戻って説明を聞く方も。映像に登場した設備の使い方や効果、手触り感を改めてすぐに現物で確認できるのは、住まい博ならではのメリットでしょう。

「埼玉の会場では、ほかにも建築士による家づくりに欠かせないパース図の実演ライブや、こだわりの家づくり実例、相続、住宅ローン、土地探しの相談など、さまざまなセミナーが用意されています。どんなセミナーが何時から行われるか、あらかじめタイムテーブルを確認できるので、チェックしたいセミナーの時間に合わせて来場いただくのもおすすめです」
 

家づくりに必要な情報や悩み解消のヒントがつかめる

 
住友林業「住まい博」

真剣な表情で「家づくり」について話し合う来場者の皆さん
 

最後は、ミーティング用のテーブルが並べられた、広大な打ち合わせスペースへ。来場者の多くは20代後半~40代で、中心は30代とみられるご夫婦、乳幼児を連れたファミリーといったところです。前述したとおり、ほとんどの方が予約して来ているようで、相談内容を事前にメモ帳にまとめているなど目的意識を持ってこのイベントに臨んでいる空気が漂います。

「打ち合わせの内容は、もちろんご来場者様によって異なりますが、皆さんに共通するのは『こんなにも多くの人が家を建てようとしているのか』といった驚きや心強さを感じることだそうです。ご親戚やご友人などに相談はするものの、基本的に家づくりはご家族のみで進めていきます。ほとんどの方にとって人生に一度であり、何千万円もかかる大きな買い物ですから、当然不安や疑問も抱えていらっしゃいます。我々はもちろん、その不安、疑問をできるだけ小さくするために全力でサポートするわけですが、ご来場者様は住まい博の会場で“同志”が大勢いることに勇気づけられ、改めて熱心に家づくりに臨まれるようです」

確かに、各テーブルで打ち合わせをしている方々は、皆、真剣な表情で担当者の話に聞き入っていたり、積極的に質問をしたりして、充実した時間を過ごしているようでした。打ち合わせスペースの一角には、保育士さんが面倒を見てくれるキッズコーナーも用意されており、そこにお子さんを預けて打ち合わせに専念できるのも好評だそうです。
 
住友林業「住まい博」

キッズコーナーも充実!お子さんを預けて安心して会場を回れます
 

「住まい博では、会場を巡りながら、家づくりに必要な情報や悩み、疑問などを解消するヒントをスムーズに手に入れていただくことができます。具体的な家づくりのフェーズに入っている方はもちろん、いつかは家が建てたい、という段階の方でもお気軽にお越しください」

1日で効率的に家づくりに詳しくなれる住まい博は、全国各地で年に数回開催されています。公式サイトをチェックして、お近くの次回イベントに足を運んではいかがでしょうか。

<関連サイト>
住友林業 住まい博(※住まい博開催中のみ公開)
住友林業のイベント一覧
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