■ | 工事が出来ないという連絡がくる |
すると、数日たって「あなたの回線を調査したところ、既に他社のADSLが利用中のため、開通工事ができません。」という連絡が来るはずです。その際「現在利用中のADSLを解約し、廃止工事の予定日を知らせてください」とも言われるはずです。
当たり前のことながら、「現在のADSLを解約しないと、こちらは申し込めないよ。」と言われてしまうのです。
事業者によっては、このときに「○月×日以降に廃止工事をしてください」というように、廃止工事のタイミングを教えてくれる親切なところがあります。実は、このタイミングを知ることが、最も重要なことなのです。断られるのを承知で申し込むのは、いつ廃止工事をすべきかを知るために行うのです。
ですが、事業者の中には、廃止工事のタイミングをはっきり教えてくれないところもあります。
■ | 廃止工事のタイミングが最重要! |
なぜ廃止工事のタイミングが重要なのか、簡単にご説明しましょう。
ADSLが使えない空白期間というのは、現在のADSLを解約してから、実際にNTTがあなたの回線の廃止工事をするまでの期間と、その日から新しいADSLの開通工事をNTTがしてくれるまでの期間のことです。よって、もし現在のADSLを廃止工事の前日まで利用できるようにし、廃止工事と同時に開通工事をするという“ウルトラQ”(死語?)ができれば、実際にADSLが利用できない空白期間は1日以内に短縮されるのです!
■ | 解約時は廃止工事日を指定する! |
ということで、現在利用中のADSL事業者またはプロバイダーに電話をして、解約の申し込みをしてください。
その際、「では本日付の解約で承りました。」で終わってしまうことがあります。
ちょっと待ってください! それで終わりにしてはいけません。解約時に必ず“廃止工事日の指定”を行ってください。