美容と健康に最適なダイエット食材としてブームのサバ缶。魚不足を補う手軽な缶詰なので、管理栄養士として、栄養指導でもおすすめしている食材です。
しかし、意外と苦手な方も多いですよね。サバ水煮缶をはじめ、大多数のサバ缶は骨や血合いの部分を丸ごと使っています。そのため、DHAやEPA、カルシウムといったダイエット効果の高い栄養素はしっかり取れますが、同時に青魚特有の「臭み」が強く出てしまうんです。
その点、カルディで見つけた「サバフィレ(鯖のトマトソース煮)」は、小骨までしっかり取った切り身の部分を使っているので、臭みが少なく食べやすいサバ缶としてイチオシです。
トマトは魚介類と相性抜群! 栄養面でも効果的
トマトは魚介類と相性抜群な食材。トマトの酸味のもとのビタミンCがサバの臭みをとり、旨味成分であるグルタミン酸が、魚介類の旨味成分であるイノシン酸やコハク酸との相乗効果により、より旨味を引き立てます。トマトソースと魚介類と合わせたパスタでもお馴染みですよね。
さらにうれしいのが、トマトに含まれるリコピンとビタミンA。サバのもつ血流改善や脂肪燃焼など、優れた健康効果を高めてくれます。
トマト味は間違いない! 「とろーりチーズ&キャベツ」
サバ缶ビギナーにおすすめのアレンジレシピをひとつ、ご紹介します。
作り方は超簡単! サバ缶の上にスーパーやコンビニで買える千切りキャベツをのせ、スライスチーズをオン。そのままトースターに入れ、トマトソースがグツグツするまで温めれば完成です。
とろりと溶けたスライスチーズでキャベツが蒸し焼きになり、しんなりして食べやすくなります。また、このトマトソースには味がしっかりついているので、別で味付けしなくていいのもうれしいポイント。
パンやパスタを添えるのもいいですが、キャベツにすることでロカボメニューとしていただけます。ダイエット効果の高い食物繊維がとれ、栄養バランスも完璧なので、お夜食にもぴったりです。
そのままテーブルに出したいポップでおしゃれな黄色い缶
忙しいと簡単な肉料理を作りがちですが、肉料理が増えると腸内環境が乱れやすくなり、代謝も落ちる原因になることも。缶詰は、魚料理のネックである下処理が不要で、保存も効くため、使い勝手の良い魚食材です。
カルディらしいポップなイラストの黄色い缶は、そのままテーブルに出してもOK。食器がいらないので、「食器に魚の臭いがつくのが苦手」というお悩みも解決してくれます。
缶詰に馴染みがない方や、「魚はちょっと……」というビギナーにこそ試してほしい商品です。
DATA
KALDI┃スタブラ サバフィレ (鯖のトマトソース煮)
原材料名:さば、トマトソース(トマトピューレー、植物油脂、砂糖、食塩)/酸化防止剤(ビタミンC、クエン酸)
内容量:170g(固形量120g)
原産国:スウェーデン