少ない食器でやりくりできる3つの秘訣
ニトリのNインボックスハーフの底に手ぬぐいを敷き、食器を収納しています
余分なものを持たない“ミニマリスト”の暮らしは憧れますが、実際には難しいですよね。でも不要なものを少し削ぎ落とすだけで、スッキリ快適に暮らせたりします。
断捨離と聞くとまず洋服からというイメージが強いですが、実は食器の方が断捨離しやすいともいえます(食器を減らしても家族は気がつかない場合が多く、文句も言われません)。ポイントはただ減らすのではなく、“使い回せる食器を厳選する”ことです。
厳選した結果、4人家族でニトリの箱8箱分に
食器棚を買わず、棚板を購入してサイズぴったりにDIYしました
まず我が家の食器事情から。一軒家に住んでいる時は今の2倍の量がありましたが、引っ越すマンションは4人家族で2LDK。必然的に食器も減らす必要がありました。そこで改めて食器を見直すことにしてみました。
まず食器を全て出して、ここ数カ月使っていないものは潔く処分しました。残った食器を8箱に入れることにして、コップ類1箱、カップ類1箱、お椀系1箱、平皿やカレー皿などを残り4箱に。あとは入りきらない大皿を1枚別の棚に収納しました。
正直足りないかもと心配していましたが、引っ越して半年以上経っても1皿も増やすことはありませんでした。改めて考えてみたところ、3つの秘訣のおかげで少ない食器でもやりくりできている気がします。
■少ない食器でやりくりできる秘訣1:“そばちょこ”を使いまわそう
そばちょこは重ねて収納できるメリットも
そばちょこは蕎麦を食べる時だけに使う人も多いと思いますが、我が家はかなり高頻度で登場します。思い切って湯のみは全て処分して、代わりにそばちょこを使い回すことにしました。
大きさ的にもちょうど良く、湯のみに比べて形や柄が違っていても気になりません。湯のみはもちろん、おかず入れ、デザートカップ、コーヒーカップ、スープカップとしても活躍しています。
■少ない食器でやりくりできる秘訣2:“大皿”1枚を積極的に活用!
真っ平らの大皿(白)は、ホールケーキを切る時に便利です。豆皿をのせてもサマになります
普段使いには大きすぎる大皿、「これって不要?」と思いがちですが、実は頻繁に使える優秀な食器です。例えば休日ランチの定番、焼きそば。普段は1人分に分けるところを、あえて大皿にどーんと出してみるとインパクト大。他にも煮物や唐揚げなどを高く盛り付けると、普段の食卓も楽しい雰囲気になります。
焼きそば2玉でもボリュームUPして見えます
真っ平らのお皿に豆皿をのせると豪華に見えます
■少ない食器でやりくりできる秘訣3:白い食器はマスト
無印良品の白いお皿は毎食使うほどヘビーユースしています。すぐに買い足せるのもいいですね
何をのせてもおいしそうに見える白い食器は、人数分を揃えておきたいレギュラーメンバーです。逆にそれさえあれば、あとはなんとかなるもの。
来客用に同じ食器を余分に購入するご家庭も多いと思いますが、登場回数は年に数回あるかないか。「同じお皿じゃなくてごめんね」とひとこと言えば済むことなので、無理に揃えることはやめました。
食器は簡単に増やせるけれど、減らすのは勇気がいりますよね。でも不要なものだけでも処分すると、出し入れのストレスも減らせると思います。もちろん状況に応じて食器を買い足しながら、不要なものも見直して最適な量をキープしていきたいですね。