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いつまでたっても離婚しない彼への女性たちの対応

愛人

不倫相手に、「もうじき離婚するから」と言われ続けて長い年月がたった場合、女性たちはどう対応するのだろう。結婚したいと訴え続けるのか、あるいはこのままでいいと腹をくくるのか。対照的な女性たちの話を聞くことができた。
 

ケース1. 「恋でいい」と思っていたマヤコさんの場合

マヤコさん(42歳)が、仕事関係で知り合った同い年の男性と恋に落ちたのは、34歳のとき。彼はすでに結婚しており、当時3歳の男の子がいた。最初は、彼に離婚などしてほしくなかった。一緒にいられる時間があれば幸せだった。

「でもつきあううちに、どんどん好きになっていって。彼も同じ気持ちだと言ってくれました。『必ず離婚するから一緒になろう』と言ってくれた。ただ、彼の妻は専業主婦だったから、子どもが小学校に上がって彼女が仕事を見つけるまで待ってほしいと。週に1、2回は私の部屋に泊まるようになっていきました」

彼の子が小学校に上がるころ、彼女の妊娠がわかった。最後のチャンスかもしれないから、誰が何と言っても産むと彼女は宣言したそう。

反対するかと思った彼はとても喜び、離婚の話を進めると言った。そのころから、週に半分は彼女のところに泊まり、生活費も入れてくれるようになる。

「出産には立ち会ってくれました。娘が産まれたときは泣いて喜んでくれた。医者にも『おとうさん、よかったですね』と言われて大喜びして」

だが待てど暮らせど、離婚したという報せは届かない。マヤコさんもせっつくのに疲れ果てた。娘が3歳になったころ、「離婚の話をしたら、妻が錯乱状態に陥ってしまって」と言っていた。タイミングを見計らってまた話す、なんとか説得すると言っていたのに、その後は一向に進展する気配がない。

「子どもの認知はしてくれたんですが、私としてはこうなった以上、きちんと婚姻届を出したいんです。子どものためにも。今は彼は自宅半分、私のところ半分という生活ですが、妻はどう思っているんでしょうね。けじめをつけてほしいです」

最初は「恋」でいいと思っていたが、子どもが産まれれば話は別だ。彼女は、どうしても結婚という形をとりたいと力をこめた。
 

ケース2. 「形より気持ち」を優先させたい、ミサコさんの場合

一方、ほぼ似たような状況にありながら、「婚姻届は出さなくてもいい」と言う女性もいる。シングルマザーのミサコさん(39歳)だ。6歳になるひとり息子は来年、小学校に上がる。

「10歳年上の彼とは15年くらいのつきあいになりますね。子どもができてから足繁く来ていますし、泊まることもあります。息子には、それとなくおとうさんとおかあさんの関係は、普通の婚姻関係ではないとは伝えていますが、まだわからないでしょうね」

ミサコさんの場合は、彼は認知もしていない。妻にバレるのを極端に怖れていたのだ。彼は妻の父が会長として君臨する会社の跡取り経営者。ミサコさんとの関係がわかったら家を追い出されるだろう。

「浮気相手がいるんじゃないかと妻は疑っているようですが、経営者たるもの遊びくらいするものだと父親に言われているようです。そういう教育もどうかなと思いますが(笑)、私が言える立場ではありません。彼が社長であるおかげで、家も借りてもらえたし、若干の生活費も補填してもらっています。私は彼といつ別れてもいいように仕事もがんばっています」

彼女のそんな距離感のあるつきあい方が、逆に彼をひきとめているようにも思える。妊娠したときは、彼女から別れを切り出し、彼がパニックになったそうだ。本当は離婚してミサコと一緒になりたい、でもそうしたら自分は無職になる、きみを幸せにできないと彼は泣いたそうだ。

「泣かれても困りますよね(笑)。私は終始、冷静でした。彼のことは大好きだけど、既婚であることを知っていてつきあっているのはいけないことだとわかってる。だからひとりで産んで育てる、と。そんなことは言わないでほしいとまた泣かれて。結局、今の形に落ち着きました」

息子が本当のことを知ったとき、どう思うかわからない。ただ、ミサコさんは本当に彼の子がほしかったし、愛情をたっぷり注いでいる自信もある。それを息子がどう受け止めてくれるのか。

「事実をきちんと打ち明けるときは、彼も同席して謝罪すると言っています。あとは息子の人生、たくましく生きていってもらいたいですね」

そう言いきる彼女の顔はすがすがしい。母として自信をもっていることが伝わってきた。
 

同じような境遇であっても……

妻帯者と恋に落ち、シングルマザーとなった2人のアラフォー女性たち。子どものためにも籍を入れたい、結婚という形にこだわるマヤコさんと、婚姻届にはこだわらない、なにより愛の中身が大事と語るミサコさん。

どういう人生を選ぶのも本人の選択だ。それを子どもに伝えなければならないとき、堂々と話せるかどうか。そこが重要なのかもしれない。
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