以前、新緑園の「まれもの」を紹介したので察しがつくかもしれませんが、このところお茶にはまっています。仕事の合間にコーヒーを飲んでいた私ですが、今は緑茶になったほど。
そんなわけで、お茶屋さんに立ち寄ったりネットで探したりしているなか、すごいお茶を見つけました。
皇室献上茶茶園の指定を受けたこともある名人が作る、三國屋の「献上手摘み煎茶 森内名人作 20g(薄箱)」です。なんと100gで11500円というお値段。これを飲むことがステイタスとさえ感じてしまうのだから、お茶ってすごいと思えてなりません。
生産量が限られている貴重なお茶
「献上手摘み煎茶 森内名人作 20g(薄箱)」の茶葉は、本山茶の一番茶の柔らかい先端の芽を使ったもの。本山茶は、本山地区と呼ばれる静岡市を流れる安部川と藁科(わらしな)川の上流域で作られるお茶のことです。本山地区は寒暖差のある冷涼な気候で、茶園の土はミネラル分を豊富に含んでいることもあって、上質なお茶が育ちます。手摘みだと慣れた人でも1日に10kg程度しか取れないということで、とても貴重なお茶ともいえるのです。
皇室献上茶茶園の指定を受けた名人が作ったお茶
「献上手摘み煎茶 森内名人作 20g(薄箱)」を手掛けるのは、皇室献上茶の指定茶園にもなったことがある名人、森内吉男さんです。これまで数多くの品評会で受賞を重ねている、お茶の世界では有名人。そんな森内さんが作ったお茶なのだから、お値段が安いはずもなく、そしておいしくないはずがありません。
むしろ、そんな名人が作っているお茶というだけですごく贅沢な気持ちになるのが正直なところです。私は仕事の合間にお茶を飲むこともあるのですが、このお茶を飲むこと自体がステイタスに感じます。飲んでいる自分に自信が持ててしまうので、仕事にもやる気が出てきます。休憩後の仕事に大きな影響を及ぼすのが”飲み物”だと気付かされてしまうような逸品です。
特別な贈り物として
このお茶は100gで1万1500円にもなるのですが、私が買っているのは20gの箱入り。お値段は2300円です。量は少ないですが、値段だけ見ると手が出せなくもないと感じます。そして、贈り物としてもちょうどよい値段ではないでしょうか。例えば、私の両親は毎日お茶を飲むので、誕生日や敬老の日などにプレゼントしてもいいかもしれないと思います。高級な物は毎日食べたり飲んだりするのは難しいかもしれませんが、特別な日だったり、私のように仕事のやる気につなげたいと思う時には、ぜひ飲んで欲しいお茶です。この1杯、いったいいくらなんだろうと考えるのも、楽しみのひとつかもしれませんよ。
DATA
三國屋┃献上手摘み煎茶 森内名人作 20g(薄箱)
内容量:20g