世の中には高級品と呼ばれるものがあって、一度は「使ってみたい」「食べてみたい」と思うのですが、なかなか手にすることができずにいます。価格もそうですが、なんだかもったいないという気持ちがしてしまうのです。
そんななか、仕事でいただく機会があって食べたのが小林食品株式会社の「幻のとろけるふりかけ ”口どけ”5個セット(完全限定生産)」。ご飯にかけて食べたのですが、口に入れた瞬間、「しゅわ~」ととろけるのです。「これってふりかけなの?」と思えるほどの感動がありました。
とろける口どけの秘密は厚さ0.01mmの鰹節
「幻のとろけるふりかけ ”口どけ”5個セット(完全限定生産)」は鰹節に秘伝の調味料を加えたふりかけなので、いただいた時には「え? 鰹節でしょ?」と思っていました。でも、パッケージを開けてみてびっくり。とっても薄いのです。
わが家で普段食べている鰹節は、お好み焼きや野菜のお浸しなどに乗せるようなちょっと荒削りのものです。それと比べるまでもなく、開けた瞬間に「薄っ!」と感じました。試しに指で触ってみると、粉雪みたいな柔らかさ。これが口に入れた瞬間にとけていく秘密であり、ほかでは真似ができない「幻のとろけるふりかけ ”口どけ”5個セット(完全限定生産)」だけの特徴なのです。
10000分の1の幻の鰹節
「幻のとろけるふりかけ ”口どけ”5個セット(完全限定生産)」には日本近海で水揚げされる鰹が使われています。実は近海ものは全体の1%程度という、とても貴重な鰹。さらに丁寧な下処理をしてカビをつけて寝かせてからつるすと、「本枯節」になります。しかも、そこから血合いを抜くので、できるまでに約5カ月かかるとか。
これだけの手間と時間がかかるので本枯節は鰹節全体の約1%なのだそうです。100分の1の近海の鰹を使った鰹節から同じく100分の1しか作られない貴重な本枯節なので、「幻のとろけるふりかけ ”口どけ”5個セット(完全限定生産)」はまさに10000分の1という貴重すぎる鰹節を使っているというわけです。
30gで5000円のふりかけを食べたという経験が大切
口どけを食べた時、以前読んだ本を思い出しました。そこには1泊25万円のホテルに泊まると世界が変わると書かれていました。1泊1万円のホテルと比べると、部屋やサービスに雲泥の差があるからです。それを経験することが、その先の人生に大きく影響すると書かれていて、「なるほどな」と思いました。「幻のとろけるふりかけ ”口どけ”5個セット(完全限定生産)」もふりかけの部類では高級品といえるでしょうから、それを食べたという経験は、今後の自分にとって視野や知見を広げるきっかけになるかもしれないと考えています。価格を考えると常備できる食品ではないかもしれませんが、お祝い事やイベントの時に思い切って買ってみるのもイチオシです。
DATA
小林食品┃幻のとろけるふりかけ ”口どけ”5個セット(完全限定生産)
内容量:30g