家具・インテリア

持ちやすくて切れ味バツグン!定番のドイツ製ピーラー

普段の料理に使うピーラーは、今や100均でも購入できます。しかし使いやすさと効率を考えるなら絶対「リッターピーラー」を使うべき、と教えてくれたのはインテリア・建築デザインガイドの喜入さん。ドイツのリッター社製はロングセラーの人気商品なんだそう。

喜入 時生

執筆者:喜入 時生

インテリア・建築デザインガイド

リッター社ピーラー。パッケージ

パッケージには「Potato Peeler」と英語表記されている
 

ピーラーは料理に欠かせない道具のひとつ。じゃがいもなど野菜の皮むきなどで大活躍ですよね。我が家ではなんとなく買った100均の皮むき器を使い続けていました。ピーラーは切れ味が悪くなっても、こんなものかな?と、だましだまし使っているうちに買い替えのタイミングを逃しがちな存在でもあります。

でも、切れが悪いピーラーでの皮むきは地味にストレスを感じるもの。たかがピーラーとあなどることなかれ。ドイツ製の「リッターピーラー」に変えるだけで料理効率はグンとアップしますよ。使いやすさを追求したシンプルなデザインなのでインテリアのスタイルを選ばず使うことができます。
   

丈夫な鋼鉄の刃に樹脂製の軽く持ちやすい本体

リッター・ピーラー。表面

くびれた部分はデザインだけでなく持ちやすさに配慮されている
 

リッター・ピーラー。裏面

ウラ面中央に小さく「Made in Germany」の刻印、左のU字型の突起部がジャガイモの芽取り
 

このピーラーは100年以上の歴史をもつドイツの皮むき器専門メーカー、リッター社が作っています。スイスや日本の有名な金物メーカーもさまざまなタイプの高品質なピーラーを発売していますが、多くの製品は持ち手もアルミなどの金属でつくられています。金属製の持ち手のピーラーも使ったことがありますが、手に持ったときのフィット感はリッター社が上だと感じます。

このピーラーは人間工学に即した使いやすさを優先しながらカタチも美しく、デザイン学校バウハウスを生んだドイツならではの高い意匠性と使い勝手の良さはさすがです。

 

炭素鋼の刃に感じるリッター社の矜持

リッター・ピーラー。持ちやすい

ステンレス刃タイプやトマトの皮むきも販売されている


リッター社は1905年に創業した老舗。もともとはナイフなどの刃物を研ぐ機械などをつくる町工場としてスタートしています。刃は強靭な炭素鋼(カーボンスチール)製。炭素鋼はプロの料理人などが使う切れ味の鋭い包丁や高級なナイフに使う高級な鋼(はがね)です。

ピーラーのような小さなプロダクトでも、良質な「鉄」にこだわるリッター社の姿勢には、長年スライサーの世界的なトップブランドとして発展してきた誇りが感じられます。安価ながら使いやすいため世界中の料理のプロにも愛用者が多いことで知られるリッター社のロングセラー「リッターピーラー」を料理のパートナーとしてイチオシします。
 
DATA
リッター|リッターピーラー(皮むき器) 

刃部:カーボンスチール(酸化被膜形成処理)
柄(本体部):ABS樹脂(耐熱80℃)
サイズ:110×66×12mm
頭部巾(刃):38mm
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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