毎日の食卓に欠かせない塩、こしょう、しょうゆといった卓上調味料。ちょっといいものがあると、食事のグレードがワンランクアップする気がします。
最近の我が家の食卓には、地元オレゴンの塩専門店 「ジェイコブセンソルト(Jacobsen Salt Co.)」の「ブラックガーリック・ソルト(Infused Black Garlic Salt)」が欠かせなくなっています。
昔ながらの製法で丁寧に作るクラフト・シーソルト
「ジェイコブセンソルト」では、「アメリカ産の最高の塩を作る」という信念の元、オレゴン州の海沿いの街で、昔ながらの平釜製法を用いて海水から塩を手作りしています。
ポートランドにあるテイスティングルームを訪れると、大粒のフレークソルトに加え、ずらりと並んだフレイバーソルトの数の多さにも驚かされます。
一番人気のブラックガーリック風味
ポートランドのテイスティングルームで、30種類近いフレイバーの中から一番人気だと教えてもらったのが、「ブラックガーリックソルト」。
素材は、シンプルに海塩とブラックガーリック(黒ニンニク)だけ。塩のフレークが、シナモンシュガーのような茶色に色づいています。
口にしてみると、ニンニクの刺激がガツンとくるというよりも、しっかり火の通ったキャラメライズガーリックのような甘さや香ばしさを強く感じます。後味にもニンニク臭さは残りません。
実は、このブラックガーリックも自家製なのだとか。テイスティングルームの隣の工場でじっくり時間をかけて黒く甘くなるまで発酵させ、それを乾燥させたものをブレンドしているそう。
料理の仕上げや食卓で大活躍!
ラベルには、「キノコや野菜の炒め物に合わせると素材の滋味を引き立てる。トマトサラダにも期待以上に合う」とおすすめのペアリングが記されています。たしかに野菜料理にかけるだけでグッと深い味わいにしてくれます。
けれども我が家では、野菜だけでなく、チキンなどのお肉料理、スープ、蒸し野菜、バタートーストなど幅広く使っています。調理中に加えるよりも、仕上げに味を調えるのに向いていると思います。
また、完成した料理がちょっと物足りないと感じたときにも、各自が食卓でこの塩を少し足せば、味に塩気と深みが加わって、簡単に美味しくなります。塩の粒が大きいので素材にくっつきやすく、風味が強いので、使い過ぎることもないと思います。
しかも、卓上に出しておいても恥ずかしくない、おしゃれなガラスのボトル入りです。3.5oz (100g)で2500円強とお安くはないですが、きっと毎日の食卓を彩ってくれますよ。
DATA
ジェイコブセンソルト┃ブラックガーリック・ソルト
容量:100g