いつもの家ごはんが格上げ！ モダンでシックな有田焼プレートを日常使い

料理において、器の力は偉大だと思います。普通の白飯だって、出来映えがいまひとつな料理だって、お浸しや和え物など「地味かな？」と思える普段の献立だって、素敵な器を使えば一気に食卓が華やぐんです。

たくさんの器がなくても、「迷ったらコレだ！」という万能な1枚が家庭にあれば、とても便利でしょう。

今回はわが家の食卓で愛用中の有田焼プレート、「TY Palace Plate」のイチオシです。もともとは名門ホテル・パレスホテル東京のため、伝統的な有田焼をモダンに、かつ日常的に使えるようつくられたシリーズです。

菊型の洗練されたフォルムの器は、普段のなにげない料理をランクアップさせてくれます。
 

ありそうでない上品でモダンな菊の花型プレート

イラストレーターとして、花は昔から好きなモチーフのひとつ。イラストを描くとき、背景や飾りにちょこんと入れるだけで画全体の華やかさや明るさがアップする効果的な素材です。手軽に華やかさを演出できるので、食器用の器も花の絵付けがされたものや花型のものをいくつか持っています。

「TY Palace Plate」のモチーフは日本古来から愛されている花である菊。菊といえば「ザ・和食器」のイメージですが、こちらは和の惣菜や和菓子はもちろん、鶏ハムやサラダなど洋風のメニューや洋菓子にバッチリ合います。

とくに和菓子やパウンドケーキをのせると、キレイな余白が生まれ美しい佇まいに。細かい花弁のデザインも甘くなりすぎず、上品・洗練性をプラスしています。

 

薄くて、軽くて、繊細なのにレンジ・オーブン対応！

そしてこのプレートの魅力は、磁器ならではの薄さと軽さ。重ねて収納しても場所をとらないので何枚でもそろえたくなります。万能なだけに、複数あっても使いどころには困りません。

また、とても軽いので取り扱いも洗いものも楽です。どっしり重厚な器も存在感があり好きなのですが、取り出すのに少々力を使うし、洗いものが億劫に感じてしまうこともしばしば。薄い・軽いというのは小さなことかもしれませんが、毎日のことを考えるととても大切な要素です（ほかの作業で疲れ果てているときはとくに！）。

繊細なデザイン・つくりにもかかわらず、電子レンジ・食洗器・オーブンすべてOK。佇まいの美しさのみならず、強度があり、気兼ねなく日常使いできる何とも頼もしい器です。
 

おかずやデザート、取り皿など、幅広い使い勝手が魅力

「TY Palace Plate」は220、160の2サイズ展開。220はパスタやメイン料理用として、一方、160サイズは1人分のサラダや鶏ハム、煮物やフルーツなどをのせるのにちょうど良く、来客時はごま和えやナムルなどをどーんと高めに盛りつける器として使用しています。

肉や魚などの主菜に比べると少し華やかさに欠けるこういった副菜が、このプレートを使用するだけでぐんとドレスアップ。一気に存在感を放ちます。160は取り皿にもぴったりで、幅広い用途で使える優秀サイズです。

手作りケーキにもよく使っていて、素朴な出来でもこのプレートにのせればたちまちカフェスイーツのような雰囲気に。子どもと楽しいおやつタイムを過ごせています。

手触りも非常に細かい粒感といいますか、さらさらとした独特の感触がたまらないんですよね……。美と実用性を兼ね備えた万能プレートの魅力、みなさんにもぜひ体感していただきたいです。