展開されている唐紙アート作品は、壁にかければ場所をとらず、それでいて部屋をおしゃれに演出してくれます。自宅に置くインテリア小物をお探しの人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
「シンプルで」「おしゃれな」暮らしを両立する唐紙アート
物を置かずシンプルに暮らしたいという人や、在宅ワーク、フリーランスで自宅をオフィスに使っている人にとって、部屋やデスク回りはスッキリさせておきたいもの。といっても、仕事に必要な物だけしかない部屋は殺風景で、味気ない空間になってしまいがちです。「雲母唐長(KIRA KARACHO)」の唐紙アート作品は、壁かけすれば場所をとらずにおしゃれな空間を演出できます。また、フレームスタンドで立てて机やチェストの上に置くのもイチオシの飾り方です。シンプルでおしゃれな暮らしのインテリア小物として打ってつけと言えます。
現代の暮らしにも調和する「唐紙」とは
「唐紙」とは胡粉(ごふん)や顔料で染めた和紙に雲母(きら)や絵の具で文様を写し取ったものです。平安時代には文字を書くための紙として使用されていました。鎌倉時代や室町時代には屏風やふすまなどの室内装飾に用いられ始め、江戸時代には武家や商人など多くの人々の暮らしに広がっていきました。歴史ある唐紙に革命をもたらしたのが、唐紙師のトトアキヒコ氏です。氏は唐紙を初めてアートへと昇華させ、ほかにはない唯一無二の唐紙アート作品を作り出しました。唐紙アート作品は洋室にも調和し、現代の暮らしのなかに日本の文化を取り入れることができます。
400年もの間継承されてきた「文様」の意味
唐紙アート作品の文様には「幸せを願う」「ポジティブになる」「縁がつながる」などさまざまな意味が込められています。京都のランドマークのひとつであり、「雲母唐長(KIRA KARACHO)」四条烏丸店がある「COCON KARASUMA 古今烏丸」のファザードには「天平大雲」の文様が用いられています。私は「天平大雲」と「若松」の唐紙アート作品をプレゼントでいただいたことがきっかけで、唐紙の美しさと文様の意味に魅了されました。ただ美しいだけではない、ひとつひとつの手仕事によって心が込められた唐紙アート作品の文様。
それらは私にとって、仕事で疲れたとき、頑張ったときに、いつもやさしく見守ってくれているような、そんな感覚さえ覚える大切なものです。
雲母の輝きは見る角度によって、さまざまな陰影を見せてくれます。その日の天候、季節によって違う印象で楽しませてくれるのも魅力のひとつです。購入された方には、日ごとに違う陰影に注目することをおすすめします。
「雲母唐長(KIRA KARACHO)」の唐紙アート作品は、ひとつひとつが手作りのため、WEBショップでの販売がありません。購入するためには、実際に店舗へ足を運ぶ必要があります。店頭の展示も大変美しいので、お近くに訪れた際はぜひ店舗のなかに入ってみてください。
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DATA
雲母唐長(KIRA KARACHO)
直営店住所:〒600-8411 京都市下京区水銀屋町620 ココン烏丸1階
取扱店:伊勢丹 新宿店、季譜の里(きふのさと)、京都岡崎 蔦屋書店、阪急うめだ本店、MIHO MUSEUM、三越 日本橋本店
DATA
雲母唐長(KIRA KARACHO)
直営店住所:〒600-8411 京都市下京区水銀屋町620 ココン烏丸1階
取扱店:伊勢丹 新宿店、季譜の里(きふのさと)、京都岡崎 蔦屋書店、阪急うめだ本店、MIHO MUSEUM、三越 日本橋本店