一人暮らしは資金的にきびしいが、父親と合わず、実家にも戻れない
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、職場でいじめ、パワハラなどに遭い、働くことを前向きにとらえられないという48歳の独身女性。実家の父親とも折り合いが悪く、一人暮らしのため、なかなか貯蓄が増えず、将来が不安とのこと。ファイナンシャル・プランナーの平野泰嗣さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください(相談は無料です)★マネープランクリニック編集部では貯蓄達人からのメッセージを募集中です★
職場でのいじめやパワハラにより働くことにいいイメージがない
■相談者
ポチさん(仮名)
女性/パート・アルバイト/48歳
中部/一人暮らし
■家族構成
父親(無職/84歳)
■相談内容
収入を増やして貯金をしたいと思っています。借金がないだけありがたいのですが、親の葬儀や自分の老後に備え、少しでもお金を手元に置きたいのです。大学を出て就職に失敗してきているせいか(理由は職場いじめ、パワハラ、リストラなど)、働くことに対してあまりいいイメージがありません。一人暮らしなのでなんとなく働いている感じです。具体的な対策がございましたら、教えていただければと思います。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)実家について
父親と性格が合わず、一緒にいると精神的疲労がきついので離れて生活している。「出ていけ」と言われたこともある。戻ることについては、いい思い出がないため決めかねています。実家は持ち家で築45年。相談者いわく「私が相続すると思われる」とのこと。妹が2人いるがともに既婚者。
(2)趣味娯楽費と雑費の内訳
●趣味娯楽費
主にライブ費用=チケット 1万円、交通費と宿泊 2万円
●雑費
美容費 1万2000円、服飾費 1万円、実家への交通費+手土産 8000円、交際費 5000円、日用品 3000円など
(3)加入保険について
県民共済(死亡保障 400万円)=保険料2000円
(4)現在の貯蓄について
数年前のアルバイトで自然に貯まった。
■FP平野泰嗣の3つのアドバイス
アドバイス1 貯蓄を意識して家計を見直すことが必要
アドバイス2 実家にいつ戻るかが大きなポイント
アドバイス3 実家を相続できるとは限らない
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