うなぎパイファクトリーを工場見学!体験ルポ


“夜のお菓子”のキャッチフレーズで知られる、うなぎパイは、昭和36年(1961)の発売からまもなく60年。全国の子どもからお年寄りまで広く愛される、ご当地菓子のパイオニア的存在で、静岡県浜松市に本社をもつ、明治20年(1887)創業の「春華堂」の代表銘菓です。
うなぎパイ

浜松銘菓の代表格、うなぎパイ


このうなぎパイの工場見学ができるのをご存知ですか? 平成17年(2005)に竣工した「うなぎパイファクトリー」は、うなぎパイを生産するメイン工場。年間8000万本ものうなぎパイを生産していて、その製造工程を無料のガイドツアーで案内してもらえます。うなぎパイの材料や製法を学ぶだけでなく、美味しさの秘密を知ることもでき、さらには、うなぎパイスイーツを味わうことも!! 
外観

うなぎパイファクトリー前に立つ、マスコットキャラクターのうなくん

今回は通常のうなぎパイファクトリー見学ではなく、期間限定の“窯出しうなぎパイツアー”に参加してきました。通常のガイドツアーに加え、その場で、焼きたてのうなぎパイミニを試食できるという夢のようなツアーです。

<目次>
 

今も昔も変わらない、職人による“手づくり”

専門のコンシェルジュの案内でガイドツアーがスタート! まずは1階で展示パネルを見ながら、職人の手によって生地の仕込みと仕上げが行われているという説明を受けます。
うなぎパイファクトリーでの製造工程を解説

コンシェルジュにより製造工程を解説

なんとわずか3人の職人の手によって、ひと玉6kgほどの生地玉が1日600~900玉もこね上げられるのだそう! 浜松銘菓として県内各所で販売されている有名なお菓子でありながら、今も生地を手づくりしているというこだわりを知り、驚かされました。
うなぎパイ生地をこねる説明をしてもらえる

展示パネルで職人さんが生地をこねる作業を説明

生地を24時間寝かせたら、手でグラニュー糖を加え、折り重ね1本分の大きさにカット。6台のオーブンで1日20万本もの数を焼くのだそう。焼き上がったうなぎパイに秘伝のタレを塗ると、完成です。
うなぎパイ秘密のタレを塗る作業

焼き上がったうなぎパイに秘伝のタレを塗る

展示パネルの横では、専用窯の中の様子を実際にのぞくことができます。9000層に織り込まれた小さな生地がむくむくと膨らんでいく様子に、生地が生きていることを実感! 焼成は窯に任せるとはいえ、その日の気温や湿度によって温度を変えるので、職人の見極めが最も重要なのだと分かりました。
 

ガラス越しにうなぎパイ工場見学&映像で職人の姿勢を知る

次に2階へ上がると、甘~いバターの香りが立ち上り、一瞬でに幸せな心地に。大きなガラス窓を通して、1階で行われる焼き上がり後の作業工程全体を俯瞰して見学することができます。
うなぎパイの製造ラインを見学

2階からガラス窓越しに製造ラインを見学

焼き上がったうなぎパイがひとつ一つ、機械だけでなく職人の目によっても検品され、包装、箱詰めされていく様子が手に取るように分かります。ここまですべてをさらけ出した、分かりやすい工場見学は昨今珍しく、それだけ商品に自信があるのだと納得できました。
 

お待ちかねの窯出しうなぎパイの試食タイムへ!

通常の無料ガイドツアーの場合はここまで(受付時にミニうなぎパイのおみやげあり)ですが、限定ツアーのお楽しみはこれから! 「UNAGI PIE CAFE」の席へ案内され、その時を待ちます。見上げれば、照明の周囲にうなぎパイが飾られているので必見! 
カフェの照明にもうなぎパイがディスプレイ

カフェの照明にもうなぎパイがディスプレイ

しばらく待っていると、職人が焼きたてのアツアツ窯出しうなぎパイが乗せられた鉄板を手に登場! 目の前で秘伝のタレを刷毛で塗り、天板からパラパラと剥がしてくれます。
焼きたての窯出しパイが登場

焼き上がったばかりの窯出しパイに、職人が秘伝のタレを塗ります

小袋に入れて手渡されると、ホカホカと温かで、バターの香りが食欲をそそります。口へ運ぶとカリッカリの食感で、香ばしくて美味しい~!! これまで職人だけしか知らなかった焼きたてうなぎパイミニの味は絶品でした。おかわりタイムもありましたよ。
焼きたての窯出しうなぎパイ

窯出しうなぎパイミニをいただきます!

通常「UNAGI PIE CAFE」では、「4種のうなぎパイ&メルティングショコラ」や「4種のうなぎパイと抹茶ショコラセット」など、うなぎパイを用いたオリジナルスイーツを提供しているので、休憩がてら見学後に甘いひとときを過ごすのもいいでしょう。
 

見学後はうなぎパイファクトリーでしか手に入らない限定みやげをゲット!

ツアーを楽しんだら、ラストは1階のショップでお土産を探しを。うなぎパイだけでも、オリジナルのほか、ナッツ入り、ミニ、V.S.O.P(高級ブランデーの芳潤な香りとナッツの王様・マカダミアの風味を包み込んだ最高級パイ)など種類はさまざま。他にも、朝のお菓子 すっぽんパイ、昼のお菓子 しらすパイ、うなぎサブレといった、姉妹商品も続々登場! 
うなぎパイ&サブレ500円

うなぎパイファクトリー限定のうなぎパイ&サブレ540円

またお菓子だけでなく、時代に合わせたグッズも販売。iPhoneケースはうなぎパイの包装紙のデザインが施され、ほっこりできますが、パカッとフタを開けると、中にはうなぎパイのミニフィギアが隠れていて、ユーモアのセンスも抜群。さらに新商品のキャリーケースも注目! すれ違う人たちの注目を浴びること、間違いナシです。
オリジナルのうなぎパイスマホケース

オリジナルのうなぎパイiPhoneケース3000円

スマホケースの内部

フタを開けると、中にはうなぎパイのミニフィギアが!

いかがでしたか? 自由見学も可能ですが、知識豊富なコンシェルジュの解説は分かりやすく、うなぎパイ愛にあふれていました。もちろん、窯出しうなぎパイの味はあまりの美味しさに忘れられそうにありません。ひとりで参加しても充分に楽しめるので、浜松ひとり旅のプランに加えるのもいいでしょう。


うなぎパイファクトリー
・住所:静岡県浜松市西区大久保町748-51
・TEL:053-482-1765(受付時間9:00~17:00)
・開館時間:9:30~17:30(うなぎパイカフェ17:00LO)※7・8月は~18:00
・定休日:不定休
・入場料:無料(通常のガイドツアーは無料。“窯出しうなぎパイツアー”は500円。いずれも要予約)
・アクセス:JR東海道本線浜松駅から遠鉄バス37系統 「神ケ谷経由山崎行き」で約30分、大久保バス停下車、徒歩20分

ファクトリーツアー
10:00~16:00見学終了(毎時00分スタート)※電話にて要予約
 
■“窯出し”うなぎパイツアー
~2019年6月30日の10:00/13:00/15:00の1日3回(各時間定員20名)※Webにて要予約
静岡デスティネーションキャンペーン」の特別イベント。ほかにも魅力あふれる企画が予定されています。
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