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新しい携帯電話会社「イーモバイル」が登場(2ページ目)

「ケータイの新ケータイ」というコンセプトを掲げる、第4の携帯電話会社「イーモバイル」が3月31日に誕生する。サービスや料金、新しい端末となる「em・one」の気になる中身を紹介する

石川 温

石川 温

携帯電話・スマートフォン ガイド

「日経TRENDY」に編集記者として従事。そこで携帯電話の面白さに目覚める。その後、携帯ジャーナリストとして独立。テレビ東京系「TVチャンピオン」ケータイ電話通選手権に出場し、準優勝を飾る。現在は「報道ステーション」や「日経TRENDY」、「BestGear」など、テレビや雑誌など、さまざまな媒体で活躍中。

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キーボードをしまった状態。このままワンセグを視聴できる

イーモバイルでは、新規参入事業者らしく、端末の販売価格において新しい取り組みを行っている。

例えば、端末を購入する際、あらかじめ2年間の契約を約束した上で契約する場合、端末価格の初期費用は3万9800円となる。
「そんなに使うかわからない」と言う人は1年間の約束をすればいい。その場合は7万1000円となる。
「飽きっぽいからすぐにやめるかも」というのであれば、期間の約束がないプランになるので、9万5000円が初期費用となる。つまり、あらかじめ、長期間の契約を約束すれば、端末価格は安くなる。損しないように、購入時には、どれだけ使いそうかをじっくりと吟味する必要がありそうだ。

「モバイルでも、大画面でネットにつなぎたい」「PHSの速度には不満を感じていた」「ワンセグも見たい」というユーザーにはお勧めできる端末に仕上がっている。
ただし、注意しなくてはいけないのが、やはり「エリア」だ。東京都23区内がエリアにはなっているが、そのなかの地下街や住宅地ではまだエリア化されていない可能性も充分にある。
かつて、NTTドコモのFOMAがなかなかつながりにくかったということがあったように、新サービスの初期段階ではエリアの不備が何かと問題になる。

「自宅でも使おうと思って購入したが、エリアではなかった」という可能性もあり得るので、購入時には注意しておきたい。

とはいえ、大画面で高速通信を使ってネットにできるのはかなり魅力だ。発売時には是非とも購入して、いろいろと試すつもりなので、そのあたりは詳細インプレッション記事にまとめる予定だ。

ちなみにイーモバイルでは3月1日から予約受付をする。新宿などにある大型家電量販店ではすでにem・oneを触ることができるので、気になる人はぜひともそちらもチェックしてみるとよいだろう。

【関連ページ】
イーモバイル
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