NTTドコモが発売したN902iX HIGH-SPEED。高速パケット通信網であるHSDPAに対応。最高3.6Mbpsでiモードを利用できる。早速、購入してみたので、使い勝手を検証していきたい。

サクサク使えるiモード


N902iX HIGH-SPEEDの注目ポイントといえば、HSDPA対応の通信速度だろう。スペック上は最高3.6Mbpsとなっている。実際に使ってみると、iモードサイトの表示は速くなった印象がある。ただ、「HSDPAだ!」と驚くまでにはいかない。それよりも快適なのはやはりダウンロード時の速度。音楽や動画ファイルをダウンロードしたときの素早さは「N902iX HIGH-SPEEDを買って良かったかも」と感じさせる速度だ。思わず、様々なファイルをダウンロードしたくなるだけに、パケット定額制プランである「パケ・ホーダイ」を必ず契約しておいたほうがいいだろう。
ミュージックチャネルの画面。高音質の音楽番組が配信される

もう一つ、N902iX HIGH-SPEEDの売りとなるのが音楽番組配信サービスである「ミュージックチャネル」だ。HSDPAの高速パケット通信網を活用し、1時間程度の音楽番組が自動的に配信される仕組みとなっている。あらかじめ番組を設定しておけば、深夜に配信されるというわけだ。J-WAVE CANNELが提供する「MUSIC HYPER MARKET」を登録して、実際に聞いてみたが、予想以上に音質がよくビックリさせられた。暇つぶしには最適なツールとなりそうだ。しかし、自動配信される番組は1つしか登録できず、また本体に保存された番組は自動的に更新されてしまうため、過去の番組を振り返って聞くということもできない。再生期限が定められているため、期限が切れると聞くことができないなど、不満な点も目立った。このあたりは改善してもらいたいところだ。
また選べる番組も少ないだけに、今後もこちらもラインナップ強化を望みたい。


操作性は向上。メール作成も良好


メールの予測変換機能。絵文字などにも対応し、他社と肩を並べるレベルになった
では、HSDPA以外の部分も見ていこう。
メール入力では、予測変換機能が充実。入力した文字の単語を先読みして予測して、単語を表示してくれる。入力モードを切り替えなくても英数字が選べたり、また顔文字や絵文字も予測変換候補に表示する。これまで、NECの電話機はあまり予測変換などに力を入れてこなかったが、N902i以降、使い勝手が大幅に強化されている。文書作成も「サクサク」できるように感じた。
カメラ機能は4メガピクセルカメラを搭載。デジタル手ぶれ補正機能も完備する。暗い場所でも威力を発揮するので、かなりオススメだ。

HSDPAは、まだ対応エリアが一部のみであるため、全国どこででもハイスピードが実感できるものではない。しかし、機動戦士ガンダムを連想させる端末デザインといい、全体の仕上がりといい、バランスの良い端末になっている。iモードサイトをよく使うユーザーには最適の一台になりそうだ。


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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。