おもてなしの場面にあると便利なのが豆皿です。取り皿として使ったり、タレやソース、薬味を入れたり、前菜やデザートを乗せたりと、使い道はさまざま。たくさん並べるだけでもテーブルがぱっと華やかになります。
我が家にはさまざまな豆皿がありますが、そのなかでイチオシなのが小田陶器の「コトハナ」。これに乗せるだけで、どんな料理も美味しく魅力的に見えてしまうんです。
豆皿パワーで切っただけの料理もごちそうに!
豆皿のすごさは、特に手をかけたものでも何でもない料理を乗せても、美味しそうに見せるところ。しかも、豆皿をたくさん並べれば並べるほど、なんだかとても手の込んだものに見せてくれます。
料理どころか、切っただけの野菜と冷凍食品を乗せて、お盆の上に並べてみました。とりとめのない料理でもまとまりが出るうえに、一口サイズで食べやすく、運びやすいのも便利。一人分ずつ用意すると、おもてなし感も高まります。
特に「コトハナ」は暖かみのある柔らかな色合いをしているため、どんな料理にもよく合い、かつ美味しそうに見せてくれます。どれもほぼ同じ大きさのお皿ですが、微妙な形の違いがあるのもまたアクセントとなります。「コトハナ」があるだけで、まるでテーブルに花が咲いたような華やかさです。
嬉しくなる花言葉が込められたお皿
「コトハナ」は、美濃焼の産地・岐阜県にある小田陶器が手がけているシリーズのひとつ。白磁の器が有名で、どの商品も透き通るような美しさがあります。
白だけでなく、ピンクや黄色のものもありますが、どれも光を含んだような澄んだ色をしています。ことさら仰々しくもなければ、決してシンプルすぎない。これが料理の美味しさを引き立てるうえに、よそいきご飯にも、いつものご飯にも、どちらにもよく馴染みます。
それぞれお皿の形は、実際の花をモチーフにしたデザインで、縁起のいい花言葉がつけられています。たとえば写真の白い皿は黄梅で「恩恵・優美」、ピンクは天竺牡丹で「感謝・優雅」、黄色は福寿草で「幸せを招く・祝福」です。私が持っているのはこの三種類だけですが、ほかにも立葵(たちあおい)、日々草などのデザインがあり、どれも3色から選べます。
小田陶器は、「コトハナ」を「想いを伝える花のうつわ」として、日頃言えない想いを花言葉に込めて、花束のように贈ることをおすすめしています。
実は、私も大事な友人からこのお皿をもらいました。今改めて、贈られたお皿の花言葉を読み直してみて、友人の想いに嬉しさが募ります。自分で使うのはもちろんですが、誰かに贈っても喜ばれる一品です。
DATA
小田陶器|コトハナ
素材:磁器
備考:電子レンジ可、食洗器可、オーブン不可