最近、放送しているYouTubeの生放送では、500名以上の個人投資家が集まってくれます。とはいえ、僕が話す「お金の話」が気になるのは投資家だけじゃないみたいです。たまに、「まだ投資をしていませんが、興味があって話を聞きにきました」という人も来てくれます。
 
そんな投資未経験者の方から、何度も尋ねられる質問があります。その質問がコチラです:
 
「中原さんの話を聞いて一念発起し、『資産運用でお金を増やすぞ!』と決意しました。これから、つみたてNISAを始めようと思うのですが、何から始めればよいか分かりません。中原さんだったらどうやって、つみたてNISAを使いますか?」
 
今回は、こちらの質問に中原が回答していきます。
 

つみたてNISAを始める流れ 

つみたてNISAは、僕が日本で『もっとも便利』だと考えている節税制度です。制度の内容については、過去の記事で取り上げたので、コチラをご参照下さい。
 
つみたてNISAを始める大体の流れとしては、
 
ステップ1:証券口座+つみたてNISA口座を開く
ステップ2:つみたてのペースを決める

ステップ3:積立資金で投資信託を買う
 
の3ステップです。細かく説明するとキリが無いので、今回は要点だけかいつまんで解説します。
 

ステップ1:証券口座+つみたてNISA口座を開く

つみたてNISAを始めるには、証券口座が必要です。だから、始めに証券口座を開きましょう。
 
ある論文(1)によると、「上手にお金を増やす投資家は、手数料を節約している!」ということも分かっています。だから、証券口座を開くときには、手数料の安い口座を選ぶとよいでしょう。
 
なお、僕のオススメはインターネット証券です。特に、つみたてNISAを始めるならSBI証券または楽天証券が便利なようです。(筆者は、SBI証券でNISA口座を開いています)
 
また、つみたてNISAを始めるには、証券口座の開設と同時に、つみたてNISA用の口座も開く必要があります。たいていの場合は、証券口座の開設と同時に手続きが進められますので、一緒に済ませてしまうと楽チンだと思います。
 

ステップ2:つみたてのペースを決める 

つみたてNISAの口座が開設できたら、第一に決めるべきは『つみたてのペース』です。
 
一部の研究(2)では、資産運用における利回りの8割~9割は「資産配分によって決まる!」と言われています。つみたてNISAの場合は、「つみたてのペースで、運用成績の大半が決まる」と考えておいてよいでしょう。
 
僕個人としては「使える節税枠はすべて使いたい」と考えています。だから、つみたてNISAの枠(1年あたり40万円)を使い切るように、貯蓄を進めるのがお得だと考えています。40万円を12カ月で割ると、1カ月あたり3万3333円のつみたてが最大ですね。
 

ステップ3:積立資金で投資信託を買う 

つみたてペースを決めたら、今度は「どんな投資信託を買うか?」を考えます。
 
当たり前ですが、お金をつみたてても、ヘタな所に投資してしまうと、お金はなかなか増やせません。だから、失敗しない投資信託の選び方を知っておいた方がよいです。
 
失敗しない投資信託選びのコツとしては、「インデックス型の投資信託を選ぶ」「手数料の安いものを選ぶ」といった点を意識するとよいでしょう。
 
なお、つみたてNISAで利益を最大化するための投資先の選び方は、過去に記事でまとめました。本記事と併せて、参照していただけたらと思います。
 
●参考記事:つみたてNISAで利益を最大化する投資先の選び方
 
 

まとめ

2019年2月12日に、つみたてNISAの口座開設数が100万口座を超えたようです。少しずつではありますが、利用する人が増えているみたいですね。つみたてNISAは、筆者が知る限りでも、かなりお得な節税制度です。使わない手はありません。
 
本記事でお話しした「3ステップ」を参考に、あなたも始めてみてはいかがでしょうか。
 
●参考文献
  1. 論文:Brad M. Barber and Terrance Odean, 2000, "Trading Is Hazardous to Your Wealth: The Common Stock Investment Performance of Individual Investors", The Journal of Finance, 55(2), pp. 773-806
  2. 論文:Gary P. Brinson, L. Randolph Hood, and Gilbert L. Beebower, 1986, "Determinants of Portfolio Performance", Financial Analysts Journal, 42(4), pp. 39-44
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