生活雑貨

アイロンを欠かさない国ベルギーから学んだリネンウォーター

硬水のため、アイロンに水道水を使えないベルギーでの在住経験から、リネンウォーターを使い始めたという國谷さん。洗剤や柔軟剤の匂いが苦手な人、カーテンを頻繁に洗濯できない人にイチオシの理由を紹介します。

國谷 典子

執筆者:國谷 典子

キッズパーティーガイド

 
古くからヨーロッパで愛されてきた天然の香りリネンウォーター

古くからヨーロッパで愛されてきた天然の香りがするリネンウォーター


私がベルギーに滞在しているときに出会い、日本に帰国してからもリピート購入しているのが、フランスにあるデュランス社の「リネンウォーター」。強すぎず、ほのかに香る天然の香りがちょうど良いです。

また、アイロンをかけるときだけでなく、洗濯ができないカーテンやソファにも使えます。洗剤や柔軟剤の強い匂いが苦手な人や、来客がある人にオススメ。

香料にはプロバンス地方の自社の畑で有機栽培された植物が使われているので安心ですよ。香りはローズ、ラベンダー、コットンフラワーなどいろいろあるのでお好きな香りを探してみてください。
 


 

所変われば品変わる。ヨーロッパのアイロン事情


地域によって生活習慣が違うように、国が変われば日本では考えられないような生活習慣に直面します! 以前ベルギーに住んでいたとき、そこでの生活は驚きの連続でした。初めて聞く異国の言葉と読めない文字。何をどう料理したら良いのか、どの洗剤で何を洗えば良いのか、最初は家事が進まず悩んでばかりいました。

さらに洗濯事情も日本とヨーロッパではまったく違ったのです。ベルギーの空はいつも曇っており、降水量は少ないのに雨がよく降るので洗濯物は外に干せませんでした。そのため洗濯機で洗った服は干さずにくしゃくしゃのまま、乾燥機で乾かします。そしてシワだらけになった服をアイロンで伸ばすのがベルギー人の日課だったのです。

 

アイロン掛けしていない服は着れない! 


リネンウォーターをスチームアイロンに使うのがヨーロッパ流

リネンウォーターをスチームアイロンに使うのがヨーロッパ流


ベルギーには服やハンカチだけでなく、パンツや靴下、布巾にシーツまでアイロンを掛ける人がいます。これには本当にびっくりしましたよ! 高温でアイロンを掛けることは服の殺菌になると考えられているため、何でもかんでもアイロンを掛けるようです。

しかしヨーロッパの水は硬水のため、アイロンに水道水を入れると中で石灰が固まってしまいます。なのでスチームアイロンを掛けるときはアイロン専用水を使ったりリネンウォーターと言うものを使います。デュランスの「リネンウォーター」は植物から精油を取り出した後に残った香りの良い水です。私は洗剤や柔軟剤の強い香りが苦手だったので、このほのかに香るリネンウォーターを気に入っていました。

 

2回目のすすぎ水に加えてさりげないおしゃれを楽しむ

 
すすぎの回数が2回の場合は2回目に投入してください。

すすぎの回数が2回の場合は2回目に投入


リネンウォーターは洗濯機のすすぎ水に加えるとさりげないおしゃれになります。やり方は2回目のすすぎ中に洗濯機の柔軟剤の投入口にリネンウォーターを加えるというもの。リネンウォーターの香りが残るか残らないか微妙なぐらいの香りですが、人工的な強い香りが苦手な方にはおすすめですよ。

 

来客前にはカーテンなどにスプレー


カーテンやソファなどの布製品への香り付けにも使えます。

カーテンやソファなどの布製品への香り付けにも使える


優しい香りのリネンウォーターはカーテンやソファの香り付けにも使えます。来客前はルームフレグランスのようにスプレーすると良いでしょう。私のイチオシはフランスのデュランス社の「リネンウォーター」。香料にはプロバンス地方の自社の畑で有機栽培された植物が使われているので安心ですよ。香りはローズ、ラベンダー、コットンフラワーなどいろいろあるのでお好きな香りを探してみてくださいね。

 

DATA
DURANCE(デュランス)|リネンケアシリーズ リネンウォーター(ローズ)

容量:500ml
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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