株式戦略マル秘レポート

1月に買いたい3月優待銘柄

株主優待が人気の企業は、権利確定日に向けて優待目的の買いが入りやすくなります。早いうちに株主優待銘柄に注目することで、値上がり益が期待できるでしょう。今回は、1月に買いたい3月優待銘柄をご紹介します。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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1月に買いたい3月優待銘柄

株主優待が人気の企業は、権利確定日に向けて優待目的の買いが入りやすくなります。早いうちに株主優待銘柄に注目することで、値上がり益が期待できるでしょう。今回は、今のうちに買っておきたい3月優待銘柄をご紹介します。

 

1月に買いたい3月優待銘柄その1「コモ<2224>」

【業務内容】保存料無添加のロングライフパンを製造販売する。賞味期限35~90日という長期保存を可能にしている。
【単元株数】100株
【最低購入金額】24万2,700円(2019年1月11日時点)
【権利確定月】3月末日
【優待内容】
・100株以上1,000株未満…3,000円相当の自社製品(1回)
・1,000株以上…18,000円相当の自社製品(3,000円相当を年6回、偶数月に発送)

コモ<2224>の株主優待は、同社製品です。同社製品は保存料を使用していないにも関わらず長期間保存が可能なパンです。パン好きな人や健康に気を遣う人などに人気がある優待内容だと考えられます。その魅力的な優待内容から、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向があると言えるでしょう。

では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は同社株を1月末に購入し、3月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。株主優待は取れませんが、この検証のとおりに売買をすると、売買差益が得られるかもしれません。

■検証結果■
システムトレードの達人

システムトレードの達人

 勝率: 95.24 %
 勝ち数: 20 回
 負け数: 1 回
 引き分け数: 0 回
 
 合計損益(率): 149.70 %  平均損益(率): 7.13 %
 合計利益(率): 151.48 %  平均利益(率): 7.57 %
 合計損失(率): -1.78 %  平均損失(率): -1.78 %
 
 プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 85.099
 平均保持日数: 47.14 日

検証結果を見てみると、勝率は95.24%、1トレードあたりの平均損益は+7.13%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄と言えるでしょう。権利確定日の前に、早めに優待銘柄に注目することで、高値掴みして損失を被るリスクを抑えられるでしょう。

 

3月オススメ優待銘柄その2「旭松食品<2911>」

【業務内容】凍豆腐やみそを始めとする大豆加工品の製造を行う。
【単元株数】100株
【最低購入金額】20万1,900円(2019年1月11日時点)
【権利確定月】3月末日
【優待内容】
・100株以上200株未満…1,500円相当の自社製品
・200株以上2,000株未満…3,000円相当の自社製品
・(継続3年未満)2,000株以上…3,000円相当の自社製品
・(継続3年以上)2,000株以上…6,000円相当の自社製品(3,000円相当を年2回)

旭松食品<2911>の優待内容は、同社商品の詰め合わせです。忙しい朝に便利なインスタント味噌汁など、便利な食品が手に入ります。その魅力的な優待内容から、権利確定日直前は個人投資家の人気な銘柄として買いが入る可能性があるでしょう。

では同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は同社株を1月末に購入し、3月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。株主優待は取れませんが、この検証のとおりに売買をすると、売買差益が得られるかもしれません。

■検証結果■
システムトレードの達人

システムトレードの達人

 勝率: 82.61 %
 勝ち数: 19 回
 負け数: 4 回
 引き分け数: 1 回
 
 平均損益(円): 8,175 円  平均損益(率): 4.09 %
 平均利益(円): 13,505 円  平均利益(率): 6.75 %
 平均損失(円): -15,103 円  平均損失(率): -7.55 %
 
 合計損益(円): 196,190 円  合計損益(率): 98.10 %
 合計利益(円): 256,602 円  合計利益(率): 128.30 %
 合計損失(円): -60,412 円  合計損失(率): -30.21 %
 
 プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 4.248
 平均保持日数: 48.67 日

検証結果を見てみると、勝率は82.61%、1トレードあたりの平均損益は4.09%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績と言えるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早めに注目しておくことで、高値掴みして、損失を被るリスクが低くなるでしょう。

注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価が上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。株の売買を行なう前に今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待でき、どの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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