中国語の知識ゼロから、中国へ渡航し中国語を学び中国で働いたガイドが解説

お得に中国語を習得する方法・おすすめのテキスト

お得に中国語を習得する方法


「お金をかけず(極力)」に中国語で「会話」ができるようになる語学学校・教室やオンラインレッスン以外の方法を紹介します。
 

私と中国語

マネーガイドが何故、と思われる方もいると思うので、中国語に関する自己紹介をしておきます。当時世界で最も勢いのあった中国で生活してみたいと思い立ち、中国語力ゼロ(知っているのは、ニーハオ(你好)とシエシェ(謝謝)くらいで身銭を切って中国へ渡航し、約4年間中国・上海で生活。半年間、現地で中国語を学んだ後、現地企業に勤務。住まいは、上海人の老婆が住むマンションの1室を間借り。中国語の公認テストである新HSK(漢語水平考試)5級に学習開始から6か月で合格(最高は6級)。仕事上でのコミュニケーションには終始苦労するも、大家さんの老婆との会話や中国国内の1人旅は苦にならないレベルに。この記事は、そんな私の経験(主に失敗)や身近にいた上達が早い人のやり方に基づいた内容になっています。
 

声調と基本の発音は動画サイトがお得

中国語では、発音が重要です。まずはその基本となるピンイン(拼音)と声調(四声+軽声)を理解する必要があります。オススメツールをコスト順に並べてみました。
 
  • YouTubeなどの動画サイト
PCかスマホ・タブレットがあればコストは通信料のみです。「中国語 発音」や「中国語 入門」などで検索すると、無料講座など多数ヒットするので自分に合う番組を探しましょう。
 
  • CD付や音声ダウンロードができる入門書
1,500円前後。立ち読み・試聴して自分が見やすい。わかりやすいものを探しましょう。
 
  • NHKの語学講座(テレビ・ラジオ)
テキスト代が毎月約500円×6ヵ月。放送時間が固定であること、開始のタイミングを逃すと半年~1年待つことになることが難点(別売りのCDもあるが1ヵ月分で1,505円(税別))。無料で使える「声調確認くん」は、自分の発音チェックにおススメ。タブレットやスマホ用アプリもあり。https://www2.nhk.or.jp/gogaku/chinese/tv/
 

基本文法と実践的なフレーズを覚えるお得な方法

発音の基本を身に付けたら、次は文法です。私の考えですが、文法はとにかくSVO※の形が基本ということを頭に入れて、短めのフレーズを覚える、覚えたフレーズを使う、これを繰り返して、使えるフレーズを増やしていきます。
 
※SVOとは・・・S:主語、V:動詞、O:目的語
 
フレーズはどう身に付けるかというと、自分がこれだ!と決めたテキストや動画をひたすら繰り返しやること。私のイチオシは、CDブックの『たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話』(2011明日香出版社 趙怡華著)です。

1冊の本を紹介しただけですが、あれもこれもと手を広げないようにするという意味ではお得な方法です。
 

1人でできるお得な発音チェック法

1人でブツブツと練習するだけでは、それが正しいのか自分ではわかりません。そこで自分の発音を試す方法・確認する方法を紹介します。
  • スマホなどに自分の発音を録音して聞く
最初はたいていの人が自分の発音の悪さにびっくりすると思いますが、心折れることなく、CDや動画と同じように聞こえるまで続けてみる
 
  • NHKの「声調確認」
フレーズの声調をチェックしてくれる。
フレーズの種類はたくさんあるのでやりごたえ十分。
 
  • SiriやGoogleアシスタントに話しかける
設定を中国語(googleは台湾語のみ)にして、話しかけてみる。言いたい言葉が表示されますか?気楽に会話を楽しんでみる。かみ合わないことも多いのが難点。
 
  • SNSのAIと会話してみる
中国のSNSと言えば、「Wechat」中国語では「微信(ウェイシン)」。設定は、日本語でもできるので安心。中国マイクロソフトの人工知能『小冰』と友達になって話しかけてみよう。
 

お得にアウトプットする場を作る

外国語会話習得のコツは間違いを恐れない、間違えても気にしないということです。だから中国語使う場を作りましょう。作り方を3つ紹介します。
  • 中国人の友達を作る
日本に住む中国人は、法務省の統計によると2018年6月時点で74万人、台湾人を含めると80万人です。身近な中国の人たちとつながりましょう。交流イベントや日中交流会、ボランティアなど知り合うきっかけは溢れています。
  • SNSで会話する
先に紹介した「Wechat」を使用。中国人の友達ができたら、必ずウェイシン(微信)ありますか?と聞き、友人登録して、ボイスチャットに挑戦!
  • 中国人と相互学習をする
日本語を学び始めたばかりの中国人に出会ったら、相互学習を持ちかけてみる。どちらかの言語に偏ってしまうような時には、日本語だけを使う時間と中国語だけを使う時間に分けてみると良い。
 

中国語に慣れる

映画やドラマや歌は、中国語を学ぶというより慣れるとか、どんな表現があるのかを知るために使うのがよいと思います。だからまずは意味を理解した上で、観たり聞いたりすることをおすすめします。
  • 動画や音楽
動画サイトやDVDで中国の映画やドラマを視聴、中国の歌を聴く・歌う。日本のカラオケにも中国語の歌は多数入っている。
  • ラジオ
http://www.radio.cn
ここで日本にいながら中国のラジオ番組を聴くことができる。ラジオには字幕がないが声だけで伝えようとしてくれるので、テレビや映画よりも聞きやすい。
 

おわりに

「中国へ旅行する」ことを1つのゴールにするとよいかもしれません。例えば上海だと、安い時期には2-3万円で往復できます。旅行中に必ずやってもらいたいのは、現地の買い物の際に値切る交渉をすること(最近はお金の電子化で値切れる店が減ってきているかもしれません)。教科書の中国語と生の中国語は全く違うと感じるし、最初は通じないかもしれません。それで諦めずに、とにかく間違いを恐れずめげずに話し続けてください。

中国語の習得のコツは、細かいことを気にしないということです。
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