保険に入って健康にいいアクションをするとごほうびがある!

 最近、1つのトレンドを形成している生命保険商品ジャンルに「健康増進型」があります。これは、加入時の健康状態を問う商品もありますが、加入後に、健康にいいアクションをして増進に努めると、ごほうびがもらえるものです。主なごほうびは、保険料の一部のキャッシュバック、保険料の割引です。
健康に気を使って保険料の節約ができればいいですね。

健康に気を使って保険料の節約ができればいいですね。



逆に、何もアクションをしなかったり、健康に関する数値が加入時より悪くなったりすると、キャッシュバックはもらえない、加入時より保険料が上がる商品もあります。つまり、このタイプは、加入後の健康管理の状態に重きを置いているということ。
 
何かあったときに備えて生命保険に加入し、何もないようアクションするとごほうびがもらえるという、実に不思議な商品ジャンルですが、健康を維持することやもっと健康になることへのインセンティブが働くという意味ではいい商品かもしれません。どんなことをすれば、どんなごほうびがあるのか、知っておきましょう。
 

1日8000歩以上歩くとキャッシュバック!

 最も単純なのは、1日8000歩以上歩くと保険料の一部がキャッシュバックされる保険です。保険種類は終身医療保険で、保険料がキャッシュバックされる特約をつけて加入します。その後、1日平均8000歩以上歩くと、半年ごとの達成状況に応じて2年ごとにキャッシュバックがあります。1日何歩くらい歩いたかの「平均歩数」は、ウエラブル端末(保険会社で貸してくれる)と、スマホに専用アプリをダウンロードして計測するそうです。すでに、1日8000歩以上、コンスタントに歩いている人や1日8000歩以上歩くきっかけが欲しい人にはいいでしょう。
 

健康年齢が若いほど、保険料が安くなる!

 現在の健康状態を年齢で表した指標「健康年齢」という独自の保険料率を、特定疾病の入院一時金保険に導入している商品もあります。加入時に、健康診断や人間ドックの結果をもとに、BMI値や血圧、尿検査などの数値で健康年齢を算出し、その年齢で保険料が決まります。健康年齢が若いほど、保険料は安くなります。
 
加入後、3年ごとの更新時に健康年齢を算出し直し、更新後の保険料が決まります。このときも、健康年齢が若いほど、保険料が安くなります。ただし、健康年齢が上がると保険料は高くなってしまいます。3年ごとに健康年齢を算出し直されるので、保険料を上げないためには、健康状態をよくし続けなければなりませんね。
 

健康増進の取り組み状況で、毎年、保険料が変わる!

 総合保障タイプか医療保障タイプの保険に、特約と健康プログラム契約をセットします。すると、保険料が15%引きになります。その後、健康増進の取り組み状況でポイントがつき、1年ごとにポイントを累計してステータスを判定し、翌年の保険料の割引・割増率が決まります。最高の割引率、割増率はそれぞれ2%です。
 
毎年、保険料が上下しますが、割引率の上限は30%、割増は10%です。なお、毎月、保険料の他に健康プログラム利用料がかかります。
 

健康チャレンジに成功するとごほうびが2つも!

 最後に紹介する保険は、喫煙歴やBMI値、血圧などの基準をクリアすると保険料が割り引かれる健康体割引と健康増進型を合体させたような保険です。
 
加入時に、保険料が最も安い非喫煙者健康体料率に該当しなかった場合、契約日から2年経過後から5年以内に、健康チャレンジができます。チャレンジが成功すると保険料率が変わり、以後の保険料が安くなります。また、契約時からチャレンジ成功までの間の保険料の差額が祝金としてキャッシュバックされます。つまり、保険料が安くなり、祝金ももらえるというごほうびが2つもあるわけです。
 
チャレンジに失敗しても、特にペナルティはありません。保険料が安くならないだけです。最安値の非喫煙者健康体料率になるまで、チャレンジできる期間内で、前回のチャレンジから1年以上経過していれば、最大3回チャレンジできます。
 
人生100年時代は、健康でなければ生きづらいもの。ですから、このような保険で健康を意識して増進活動に邁進するのもいいでしょう。
 
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