VALUESTARで考える、買い換え時期
数年前の最上位機種でも不満を感じるときが…… |
07年のモデル(VN570/JG)は、Nシリーズの初代機。標準搭載メモリ(1GB)のままなら、今ではWebの閲覧においても動作が緩慢になっていると想像できます。シングルコアのCPUではあまりにパワー不足な上、HDDも320GBしかなく、テレビ番組やデジカメ画像などで、空きが少なくなっているかもしれません。HDDの寿命は5年ほどですから、無事に動いていたとしても非常に不安な状態です。モニタも、現在では最小クラスの15.4型。
より新しい09年のモデル(VN770/SG)は、オフィス用途であれば、もう2年ほどは使い続けることも可能でしょう。しかし、ホームユースとしては、テレビ番組のダビングやコンテンツの視聴でBlu-ray Discが利用できないのが残念な点です。ダブル録画ができないのもマイナスです。
また、付属のアプリケーションも古くなっています。バージョンアップを行っていない限り、09年のモデルにインストールされているのはMicrosoft Office2007で、1つ前のバージョンです。12年末~13年には新たなOffice製品が登場予定ですが、そうなると「2つ前」となり、いろいろ不満な点が出てくると思われます。
いずれにしろ、同じ価格で買えるPCの性能は日に日に向上しています。やはり、購入後3年以上を経過したPCは、買い換えの対象に入ってくるといえます。
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