済州島のエリアガイド
楕円形の小さな島の中には見所がたくさん。済州市は繁華街や新市街が、西帰浦市には美しいビーチや高級ホテルなどが集まる中文観光団地などがあります資料:済州特別自治道 |
済州島に鉄道はなく、交通手段はバスかタクシーになります。しかしハングル表記や乗換えが複雑であるため、観光客にはバスでの移動は不向き。タクシーを利用するか、レンタカーで移動するのが賢い観光方法でしょう。また、何ヶ所も広範囲に渡り移動することを考えると、毎回タクシーをつかまえるより、チャーターする方が便利で経済的です。その場合、車種にもよりますが、1日8~12万ウォン程度なので、行きたい場所を地図で確認して検討してみるといいかもしれません。タクシーチャーターは直接交渉するのも良いですが、観光案内所やホテルを通して予約するのがより安心ですよ。
また、レンタカーは事前予約、あるいは空港内カウンターで手続きできます。車の受け渡しは、以前は空港内駐車場でしたが、現在は空港から少し離れた場所にレンタル業者の会社が集まる場所があり、そちらで手続きの上、レンタルとなります。空港とレンタカー業者の事務所までは、各レンタカー業者が送迎を行っています。シーズンでなければ当日レンタルも可能ですが、できれば出発より2週間ほど前から予約を入れておくことをおすすめします。外国人のレンタカー利用は、満21歳以上で、運転歴1年以上、国際免許所持者であることなどの条件があります。カーナビはどの車にも設置されていますが、きちんとアップデートされているか、カウンターで確認されることをおすすめします。
済州島エリア別ガイド
ここでは、済州島を済州市・新済州、済州島東部、西帰浦市・中文観光団地、済州島南部の4エリアに分けてそれぞれの見所を紹介します。済州市・新済州
東門在来市場には済州島の特産物がいっぱいです。活気ある雰囲気を楽しんで(c)韓国観光公社 |
済州市中心部では、済州島の名産、みかんやアワビ、太刀魚などが並ぶ庶民的な東門市場(ドンムンシジャン)や、衣類や雑貨などの日用品を扱う中央地下商店街(ジュンアンジハサンガ)、済州島の神話に基づく遺跡の三姓穴(サムソンヒョル)、龍の頭のように見える奇岩群の龍頭岩(ヨンダムドン)、実際には下り坂なのに、上り坂を上っていくような錯覚を感じるトッケビ道路などの観光スポットがあります。空港から近いエリアなので、初日あるいは最終日に観光するのがオススメです。
済州島東部
洞窟の中はライトアップされ幻想的な萬丈窟(マンジャングル)。世界遺産にも登録された洞窟は観光のマストスポット!