月経を早めたいなら、ピルや黄体ホルモン剤が確実

ピル

月経を早める方法として確実なのはピルを飲むこと


月経を早めたいとき、一般的なのは「ピル」を利用する方法。確実なのは中用量または低用量ピルを使うことですが、黄体ホルモン剤だけでも移動は可能です。
 
受験や修学旅行などに重ならないよう、小学生や中学生も生理を遅らせたい場合もあるでしょう。若年者でも初経を迎えていればピルの服用は可能ですし、何度かまたは連続で服用しても害はありません。
 

ピル以外で生理を早める方法……市販薬・食べ物・漢方・運動などは効果なし

今のところ、ピルや黄体ホルモン以外の市販薬で、生理を早めることはできません。食べ物や漢方やツボのようなものもありませんし、運動をしても早めることはできません。
 

生理を早めたいときのピルの種類・料金の目安

中用量ピルでも低用量ピルでも生理を早めることは可能ですが、ホルモン量が多いほど確実です。生理を早めることができる中用量ピルは「プラノバール」。低用量ピルの種類としては「トリキュラー」「アンジュ」「ラベルフィーユ」「マーベロン」「ファボワール」「ルナベルLD」「フリウェルLD」があります。
 
続けて飲むことを考えると気になるのが料金。ピルの料金の目安は以下のとおり。
  • プラノバール: 3000円~5000円(病院によって設定が異なる)
  • トリキュラー・アンジュ・ラベルフィーユ・マーベロン・ファボワール:1シートの相場は2000~3000円(病院によって設定が異なる)
  • ルナベルLD:治療の目的で使う場合は1シート1700円くらい(自費だとその3倍)
  • フリウェルLD:治療の目的で使う場合は1シート1100円くらい(自費だとその3倍)
 

生理を早めたいときに失敗しないピルの飲み方

ピル服用

ピルを飲むタイミングを間違うと生理を早めきれないので注意


中用量ピルなら月経5日目まで、低用量ピルなら月経3日目までに服用を開始し、10日間以上は服用してください。できれば14日以上服用できた方がより確実です。月経を来させたい日の3~4日前で服用を中止します。
 
※例:9月1日から月経開始で月経を避けたい日が9月27~30日の場合、中用量なら9月5日から12日間・低用量なら9月3日から17日まで服用→9月20日くらいから出血が始まり27日までには終わる
 
月経3日目までに服用を開始できればほぼ確実に早めることができます。飲み始めが月経5日目以降だったり、トータルの服用日数が10日未満だったりすると失敗することがあるので注意が必要です。
 

ピルを飲むときに注意すべきこと・副作用

喫煙者や肥満や片頭痛がある人はピルを飲むことができません。その代わり、病院では「ノアルテン」という黄体ホルモンの薬を処方してもらうことができます。
 
生理を早める目的でピルを飲んだとき、考えられる副作用は、他の目的でピルを飲んだ時と同じ。多いのは吐き気・嘔吐・頭痛・むくみなどのマイナートラブルです。

通販でピルを買うことや個人輸入でピルを入手することも可能ではありますが、全て自己責任になるので危険。特に、「ピル服用の禁忌」に自分が当てはまっているかどうかの判断ができず、飲んではいけない人が服用すると重篤な副作用を引き起こす可能性があります。また、きちんと届くかどうか、届いた薬剤が本物かどうかなど薬剤そのものの安全性も全く分からないので危険は常にあると考えた方が賢明です。
 
ピル以外の薬局の市販薬で、生理を早めることはできないので、自己判断で購入することはやめましょう。

今はフレックス服用と言って、ピルを連続服用して年間の月経回数を3~4回に減らせるようになっています。継続的にピルを飲んでいれば都合のよい時に月経を来させることができるので便利ですし、ピンポイントで中用量ピルを使うより日頃から超低用量ピルを使っていた方が負担は少なくて済みます。月経に振り回されるのではなく、ピルを上手に使って賢く自分の人生をコントロールしましょう。
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